60代を迎えた2人の男の友情―福間健二監督最新作『秋の理由』公開決定

詩人としても活躍する福間健二監督の最新作『秋の理由』が2016年秋に公開されることが決定した。

60代を迎えた2人の男の友情『秋の理由』公開決定

宮本守(伊藤洋三郎)は、本の編集者で、小さな出版社「黙示書房」を経営しているが、経営は苦しく、事務所をたたむことになる。宮本の友人・村岡正夫(佐野和宏)は作家だが、代表作『秋の理由』以降、小説を発表していない。精神的な不調から声が出なくなり、筆談器を使っている。宮本は村岡の才能を信じ、彼の新作を出したいと思っている。そして実は、村岡の妻・美咲(寺島しのぶ)が好きなのである。ある日、宮本と村岡の前に『秋の理由』を何回も読んだというミク(趣里)が現れる。ミクは『秋の理由』のヒロインに似ていて、まるで村岡の言葉から生まれたかのような存在である。ミクと過ごす時間の中で、宮本は美咲への思いをはっきりと自覚するが、美咲はそれを受け入れてくれない。けれど、美咲と村岡の関係は険悪になる。村岡は、正気と狂気の間を揺れ動き、難民的な男女の群れの中に自分がいる夢をよく見る。村岡は自分のそばに宮本がいることを苦痛に感じ、宮本にそれを言ってしまう。すると、宮本は怒りを爆発させる。村岡に、自分に、そしてこの世界のあり方に――

映画『秋の理由』は、詩人としても活躍する福間健二監督の最新作。60代を迎えた2人の男の友情と彼らを取り囲む人々を描く作品。

編集者・宮本守役を、現在公開中の長澤雅彦監督作『恋』で主演をつとめた伊藤洋三郎、苦悩する作家・村岡正夫役を、ピンク四天王の1人としても知られ、主演・監督作『バット・オンリー・ラヴ』が現在公開中の佐野和宏と、2人の名優がW主演で演じる。

さらにヒロインのミク役を『おとぎ話みたい』『東京の日』などに出演する若手女優の趣里、そして村岡の妻・美咲役を国際派女優としても名高い寺島しのぶが演じる。

本作について福間健二監督は「『秋の理由』は、苦悩するひとりの作家とその友人の編集者、60代を迎えた2人の男の友情と、かれらを取り囲む人々の秋を描いています。その秋は現実と夢が入りくむ季節です。メインキャストの4人が、ぼくの目にはそれぞれのベストと言えるくらい持ち味を発揮してくれています。ひとりの力ではどうにもならないことの多いこの世界の、悲しい秋。でもそれに負けてはいないという光をとらえたと確信しています」とコメントを寄せている。

映画『秋の理由』は2016年秋、K’s cinemaほかにて全国ロードショー。

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