同性パートナーのため、法に立ち向かった女性刑事の実話を描く

同性パートナーと暮らす女性刑事が、突きつけられた法的問題に立ち向かった実話を元に描く、ジュリアン・ムーア主演最新作『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』が2016年11月に日本公開されることとなった。

愛する人のため、平等を求め社会の壁に立ち向かう女の感動の実話


20年以上刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが、2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だがそれは、同性のパートナー同士では法的に認められなかった――

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気


(C)2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.

映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』は、2008年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞し、全米を感動の渦に巻き込んだ『Freeheld』を元に、ある女性刑事が愛するパートナーと暮らした家を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく姿を映画化した作品。

主人公・ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭すべての女優賞を制覇し、2015年には『アリスの ままで』で念願のアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。ローレルのパートナー・ステイシー役を、本作の製作にも名を連ねているエレン・ペイジが演じる。

さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデーン役には『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家役を『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルと実力派俳優が脇を固める。メガホンをとるのは、『キミに逢えたら!』のピーター・ソレット監督。

映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』は、11月26日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他全国順次ロードショー。


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