松平健:時代劇で初めてダークヒーローを演じた―池波正太郎「顔」舞台挨拶

日本映画放送株式会社と株式会社ジュピターテレコムがタッグを組み共同制作した、4K撮影による新たな本格時代劇「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」の完成披露試写会が行われ、主演の松平健らが舞台挨拶に登壇した。

「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」完成披露試写会 舞台挨拶

暗い過去を抱え、長く放浪の身であった浪人・木村十蔵(松平健)は、 流れ着いた江戸の地で女房・子供を得て、表向きは剣術指南を生業としているが、裏では金で殺しを請け負う「仕掛人」という家族に知られてはいけない顔を持っていた。「極悪の者だけを斬る」ことを信条とする十蔵にある日、香具師の元締から、同じく絵描きを趣味とする仏具屋への仕掛の依頼が入る。闇の世界の掟と、絵筆が結んだ縁の間で葛藤する十蔵の運命とは――

「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」は、池波正太郎の名作短篇を、松平健主演で初映像化する、大人のための本格時代劇。主演は『暴れん坊将軍』シリーズをはじめ、テレビ時代劇の世界で長く第一線を走り続けている松平健。 脚本は時代劇の名手・金子成人、監督は近年テレビ時代劇の世界で目覚ましい活躍を続ける山下智彦が務める。

本作は、2010年からオリジナル時代劇を制作し続けている時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送株式会社と、日本最大のケーブルテレビ局統括運営会社である株式会社ジュピターテレコムとがタッグを組み共同製作した4K撮影による新たな本格時代劇となっている。

池波正太郎時代劇スペシャル 顔 舞台挨拶先日2016年5月17日に、東京・丸の内ピカデリー1で完成披露試写会がおこなわれ、主人公・木村十蔵役の松平健をはじめ、石黒賢、劇団EXILEの小野塚勇人、山下智彦監督らが登壇した。
 
松平健は「4Kカメラで撮影をしたが、 カツラなどが自然に綺麗に撮れていて驚いた」と4K撮影による時代劇ならではの発言が飛び出し、さらに「時代劇で初めてダークヒーローを演じたのが、とても新鮮だった。例えば、殺陣でも『暴れん坊将軍』では皆がかかってくるのを受けることが多かったが、今回は『仕掛人』役なので自ら向かっていった。そこが大きな違いだった」と、本作の魅力を語った。
 
八幡屋和助役の石黒賢は「脚本がとてもよかったので、 そのまま素直に演じることを心掛けた。裏の『顔』を出すため、夜の石畳での手下(鬼首の勘兵衛)役の冨家規政さんとのシーンが大事だと思い、しっかりと臨んだ」とコメント。
 
信吉役の小野塚勇人は「冬の京都での撮影だったので覚悟はしていたが、朝から水を浴びせられるシーンがあり、本当に寒くて改めて現場の過酷さを知った。この作品が初めての時代劇出演だったので、役者としてとてもいい経験になった」と、初の時代劇での苦労話などを披露した。
 
撮影時に気を遣ったこととして「主人公の十蔵の家庭をなるべく明るく描くこと、人をなるべくたくさん動かすこと、 最後に絵づくり」の3点をあげた山下智彦監督。「地上波では扱いづらいテーマ、題材を描けてとても感謝している。J:COMと時代劇専門チャンネルで今後もこのような作品作っていってほしい」と、今後の作品作りにも期待を寄せた。

池波正太郎時代劇スペシャル 顔 舞台挨拶

「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」は、J:COMプレミアチャンネル(299ch、HD)にて2016年6月4日(土)13時および19時より放送、さらにJ:COMオンデマンド(4K、HD)にて6月4日深夜0時より配信開始。

(撮影:鏡田伸幸)

関連リンク

「池波正太郎時代劇スペシャル 顔」特設サイト
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