アップル「Meet the Filmmaker」イベントに『紙の月』吉田大八監督がご登壇♪

第一線で活躍する映画作家の“生の声”が聞けちゃうと大好評のアップル銀座店 開催のイベント「Meet the Filmmaker」に、東京国際映画祭コンペティション部門に“日本代表”としてノミネートされた映画『紙の月』吉田大八監督が登場!東京国際映画祭プログラミングディレクターの矢田部吉彦氏をモデレーターに、その細部にまでこだわった演出やキャスティング、制作の過程…等など、ここでしか聞けない興味深いトークをお話頂きました♪

CMディレクターとして数々のテレビCMを手がけ、2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で長編映画“初”監督。以降、2009年『クヒオ大佐』2010年『パーマネント野ばら』そして2012年『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞した吉田監督。

吉田大八監督矢田部氏は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』そして今回『紙の月』へと続く吉田作品を“女優映画”と評し、監督の描く女優像っを「常に“勘違いしている女”。しかし、勘違いしていることを自覚しながら、あえて心の隙間を埋めているような女性像」を描いていると分析。

吉田監督は「自分で意識して描こうとしている訳ではないんです。これまでもヒロインの共通性を指摘されることがあったけれど、その度“あぁ、そうなんだな”っていうのが正直な気持ちですね!」と答え、「現実とのギャップから物語を作るのが自分の“クセ”。それに、やっぱり男性よりも女性のほうが、作っていて面白いじゃないですか(笑)!」と、物語へのアプローチ方法を披露されました。

吉田大八監督さらに矢田部氏が『紙の月』宮沢りえさん演じる主人公 梨花 と『クヒオ大佐』で松雪泰子さん演じるヒロイン しのぶ を、どちらも「“騙されている”と分かっていながら、あえて勘違いしている」と共通性を分析すると、これには吉田監督も「なんでも“全部分かっている”女性に対する恐れが、何となくあるのかもしれないですね…」と感慨深げな様子に。

そんな主人公を演じた宮沢りえさんを、はじめ「映画から少し距離をとって舞台で“相当”活躍されていることは知ってました。乱暴な言い方ですが、最初はどのくらい“女優オーラ”がある人なのか…と、おっかなびっくりだったんです(笑)」という吉田監督。
実際に現場に入った宮沢さんには「すごく“プロフェッショナル”な女優。監督として僕を信頼してくれてからは、僕が求めるもの、映画のために何が必要か…そのために100%の仕事をしてくれましたね!」と、絶大な信頼と尊敬を感じられたそうです。

その中でも特に「この映画は、普通の主婦から、だんだん大胆な横領犯へと変化してくヒロインの“表情”の変遷が重要。その表情を、物語とは前後する事もある撮影の中で宮沢さんが見事に演じてくれました。撮影後に、編集してつなげていくとヒロインの表情が見事につながっていてビックリ(笑)!自分でも、なんとなく上手くいってる気はしてたんですが(笑)宮沢さんに任せて良かったな、と。」と大絶賛!
吉田大八監督

最後に吉田監督から「公開されて皆さんからの感想や評価で“映画が完成”していく、それが映画の面白さだと思っています。僕も、早く皆さんに『紙の月』を観て頂いて、その声を聞いて自分の中に“新しい『紙の月』”を作りたい。映画をご覧頂けたら、ぜひそれを持ち帰って感想や評価を皆さんに話して“新しい『紙の月』”を作って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします!」とご挨拶を頂き、大きな拍手の中イベントを終了いたしました♪

吉田監督も大絶賛!の宮沢りえさんをはじめ、大島優子さん、小林聡美さんとステキな女優さんの活躍も見どころの映画『紙の月』は、いよいよ11月15日(土)全国ロードショー!

    ピックアップ

    関連記事

    新着記事

    言語を選択

    私と映画Vol.7 メニコン 田中英成社長
    金曜映画ナビ
    八雲ふみねの What a Fantastics!~映画にまつわるアレコレ~
    能條愛未の「乃木坂週刊映画」
    スペシャル 写真家『早田雄二』が撮影した銀幕の女神たち
    antenna

    人気記事ランキング

    シネマズ公式ライター

    • ながち
    • カツセマサヒコ
    • 大川竜弥
    • 大谷和美
    • アスカ
    • 小峰克彦

    シネマズ公式チャンネル

    教えて goo

    情報提供元:教えて goo