東京国際映画祭受賞作『ボーダレス』イラン映画の傑作が15年10月公開決定

第27回東京国際映画祭(2014)でプレミア上映され、”アジアの未来作品賞”を受賞したイラン映画『ゼロ地帯のこどもたち(英題:Borderless)』が、2015年10月に『ボーダレス ぼくの船の国境線』として劇場公開されることが決定した。

ボーダレス
(C)Mojtaba Amini

本作の主人公は、緊迫する国境沿いの立入禁止地区に放置された船で寝泊まりをしている少年。魚を獲ってお金に換える少年の平穏な生活は、ある日突然言葉の通じない闖入者の出現によって崩されてしまう。甲板にロープを張り、警戒しながら暮らす二人に”心の交流”が生まれる姿が描かれる。

本作のメガホンを取ったのはアミルホセイン・アスガリ監督。イラン国内で50本以上にわたる映画やテレビシリーズの助監督を務めており、本作が長編デビュー作となる。

撮影にあたっては監督のアドバイザーとして『少年と砂漠のカフェ』のアボルファズル・ジャリリが参加し、アッバス・キアロスタミやアミール・ナデリらのように、プロの役者ではない地元の子供たちを起用。まだ映画が始まっていないかのような自然な状況下で演じてもらうことにより、子供の警戒心や心の交流を描き出している。

アミルホセイン・アスガリ監督は東京国際映画祭で来日した際、「『Borderless』というタイトルは自分の夢、希望なのです。国境がなくなったら、皆がどのくらい幸せに暮らせるのだろうと。その心の希望をタイトルにしました。」とコメント。

東京国際映画祭で観る者に深い感動と涙を誘った傑作を、ぜひその目で確かめてみてはいかがだろうか。映画『ボーダレス ぼくの船の国境線』は2015年10月新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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