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2016年01月26日

愛し続けることは難しいこと―ダイアン・キートン単独インタビュー

愛し続けることは難しいこと―ダイアン・キートン単独インタビュー

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



2016年1月30日より公開となる映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』で、モーガン・フリーマンとともに主人公夫婦役を演じたダイアン・キートンの単独インタビューがシネマズに到着した。

映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
ダイアン・キートン単独インタビュー


ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は、ロサンゼルス・タイムズ紙から「ほとんど完璧な小説」と評されたジル・シメントのロングセラー小説「眺めのいい部屋売ります」を原作に描く、ニューヨークで1番ホットな場所と言われている、ブルックリンを舞台にしたハートフル・コメディ。モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが初共演にして主人公夫婦役を演じる。メガホンをとるのは『ジュリア・幽霊と遊ぶ女』や『リチャード三世』などで数々の映画賞を受賞しているリチャード・ロンクレイン監督。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります ダイアン・キートン インタビュー



――今回演じられたルース役についてお聞かせください。

私が演じたルースは、夫のアレックスより夢見がちなところがあるわね、冷静とは言えないわ。アレックスは 時々不機嫌になることがあるけれど、決して悪びれない。ルースはアレックスの仕事上のマネージャーでもあって、全力で夫を守ろうとするところがいいわね。おかしな取引だと思えば夫のために立ち上がる。「うちの夫をバカにしないで」というようにね。それと同時に彼の生活も管理しようとしてる女性よ。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



――夫・アレックス役のモーガン・フリーマンとの初共演はいかがでしたか?

私は相手のノリに合わせられるみたい。モーガンともとてもやりやすかったわ。彼は観客に勇気を与えてくれる。 “自分だっていい人になれるんだ”とね。そういう資質を持っている人は滅多にいないのよ。そういう意味で彼は特別なの。彼には人を安心させる力があるから。『ショーシャンクの空に』でもそうだったように、今回も彼は、私たちの求める“善良な人”だった “彼がいれば大丈夫”そう思わせる何かがあるのよ。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



――この映画では、姪で不動産エージェントのリリーがキーパーソンの1人ですよね。

リリーはこの映画にテンポを与える重要な存在よ。ルースに夢を見させて乗り気にさせたのも彼女よ。それで平凡な日常が急に動き出してルースはワクワクしてしまうの。でも私にはリリーが人生に迷っているように見えるわ。キャラクターとしてはものすごく元気で活動的な女性だけれどね。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



――では、この映画のテーマとは何だと思われますか?

「あなたは何に価値を見出す?」といった人生の重要な主題を取り扱っていると思うの。この映画に出て良かったのは自分の生活を見つめ直せた事、不動産についても冷静になれたことね。アレックスとルースは夫婦の約束を守り病める時も健やかなる時も変わらずに愛し続けた。それは とても難しいことだし、誰にでもできることじゃないのよ。とても賞賛すべきことだと思うわ。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります



映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は2016年1月30日より、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、109シネマズ二子玉川ほか全国順次公開。



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