『デッドプール』で『コクーン』がポルノ映画だと言われていたけど、本当にエロかったという話

デッドプール (C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

現在公開中の『デッドプール』は、映画の小ネタも楽しい作品でしたね。
『グリーン・ランタン』や『96時間』などの映画が作中でイジられていて大いに笑いましたが……後半にデッドプールが放った以下のセリフには驚きました。

「俺に言わせりゃ、『コクーン』はポルノ映画だよ!」

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ええ?『コクーン』ってポルノ映画だっけ?と疑問しかわかなかったので映画を再見したのですが……いやいや、これは確かにエロかった!デップー(愛称)嘘言わない!
以下に、エロスなポイントを中心に映画の魅力を書いてみますね。

1.おじいちゃんが宇宙の力で精力ビンビンに!

『コクーン』の主人公は、還暦を余裕で超えていそうなおじいちゃんたちだったりします。

彼らは海から“繭”をパクったうえ、それを不法侵入しているプールに投げ込み、そこで水泳を楽しんでいたりします。とんでもねえジジイですね。

この繭はじつは宇宙から来たもので、若返りのパワーを持っており……なんとジジイたちはパワーをもらいすぎて精力ビンビンになるのです。

ジジイのひとりは「恋をしたい気分だ〜♪セガレ(アソコ)が目をせましたから?♪」と楽しそうに歌ったり!
おばあちゃんを「ベッドにおいで」と誘ったり!
タキシード姿で花を渡して求愛したり!
お風呂場に忍び込んだり!

と、まるで10代の若者のようにエロ行為をしていくのです!

昨晩に夫から性的に求められたおばあちゃんたちが、麻雀をしながら「私、考えごとをしていたの」「私も」「私もよ」と、キョドりながら世間話をするのには大笑いをしてしまいました。

ほかにも「水にコカインでも入っているのか?」とか、「どんな回春法(性行為が出来るように回復させる方法)を使っているんだ?」とか、子どもには聞かせたくないセリフが目白押し。

一見してSFファミリー映画のようにも見えますが、こんな内容だと思わなかった方は数多いことでしょう。

ちなみに、後半にはジジババたちが若返りの噂を聞いて、一斉にプールになだれ込んでしまうシーンがあります。その後にどうなってしまったのかは……ぜひ映画を観てみてください。

2.宇宙人による斬新なセックスが描かれる!

エロいのはジジババだけではございません。そのほかでエロいのはじつは宇宙人!

セクシー美女が服を脱いでいくシーンがあるのですが……彼女は宇宙人なので、人の皮までついでに脱いでいくのです。言わば究極の全裸です(笑)。この宇宙人の姿がけっこうかわいく、胸のふくらみまでしっかりあるのが素敵ですね。おじいちゃんたちがロッカーに隠れて、全裸の彼女をマジマジと見ているのが笑えます。

しかも、若い男性はこの宇宙人に「どうやって愛情を分かち合うの?」と聞き、宇宙人は快く「やってみたいの?」と答えるのです!しかし、男性がいざ宇宙人のお尻に触ろうとすると……美女に「触らないで……」と拒否られてしまいます。宇宙人のセックスは人間の肌と肌が触れ合うものとは違うんですね。

で……この後に異星人間のセックスが描かれるのですが、いろいろな意味で斬新すぎて爆笑してしまいました。ぜひ一度観てみることをお勧めします。

あと、セックス後に男性が放った「いまのは前戯かい?(If this is foreplay I’m a dead man!)」は名言です。

3.真面目な“老いと死”のテーマもあるよ!

ここまで紹介すると、イロモノの変な映画に思われるかもしれませんが、しっかりとしたテーマもあります。それは“老いと死”。主人公たちは確実に老いてきたことを実感するのですが、若返りをしたことで、その生き方を見つめ直していきます。

「自然はわしらに不親切だから、少しくらい逆らってもいい」という言葉には胸を打たれました。この映画はSFではありますが、しっかり現実でも“若々しく生きる”ためのメッセージを送っています。

また、“死”は誰にとっても避けられないものではありますが、本作はある形で死をポジティブに解釈している、とも取れます。この独自の死生観がしっかりあることも、本作の魅力でしょう。

本作の監督は『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『白鯨との闘い』などのロン・ハワード。その卓越した演出と、ヒューマニズムに溢れた作家性は十分すぎるほどに表れていました。

でもデップーが言ったように、トータルでは確かにポルノ映画だと思いました。しかもジジババと宇宙人が性の対象というマニアックな(笑)。オススメですよ。

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(文:ヒナタカ

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    ヒナタカ 映画ブログ「カゲヒナタのレビュー」運営中。All Aboutでも映画ガイドとして執筆中。映画に対しては毒舌コメントをしながら愛することをモットーとしています。

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