ハンニバル、ジグゾウ、カエル男etc、魅力的な殺人鬼6選

ミステリーというジャンルは映画でも小説でも愛されるジャンル。特にキャラがたった殺人鬼などが登場する場合はその殺人鬼が(物語において)魅力的と思えることも。今回はそんな際立った殺人鬼が登場する映画をご紹介します。

カエル男が繰り広げる罰ゲーム『ミュージアム』

ミュージアム jp-photosub5-msum
(C)巴亮介/講談社 (C)2016映画「ミュージアム」製作委員会

それぞれの被害者が過去に行った悪事に対して、殺人鬼である通称「カエル男」が罰を与えていくというスタイル。しかもどの罰もなかなか凄まじい罰の与え方。R指定が付かないのが不思議なほどです。

衣装は常にカエルのマスクを着け、雨の日に犯行するために「カエル男」と呼ばれています。なぜ雨の日なのかカエルマスクを着けている理由は物語が進んでいくと明らかに。

妻夫木聡が演じているのですが、映画を見ただけでは分かりませんでした。声も少し変えているので、声を聞いても分からないです。これまでと一線を画す役で衝撃を受けることでしょう。

ちなみにこの作品、事件を追う主人公の刑事を小栗旬、その妻を尾野真千子、刑事の後輩を野村周平が演じています。

■本日11月12日より公開

28通りの方法で28人殺害『秘密 THE TOP SECRET』

吉川晃司 秘密 THE TOP SECRET

(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会

『ミュージアム』の大友啓史監督の前作である『秘密 THE TOP Secret』。死者の記憶を映像化し、犯罪捜査を行う科学警察研究所法医第九研究室を舞台にしたミステリーです。

そこに出てくるのが、美少年を28人殺害した貝沼という殺人鬼。その殺害方法が一人一人異なるというのもまた恐ろしいでう。さらに、暗示をかけ同時に自殺をさせるという技術も持っています。

殺人目的は物語の核心的な部分に関わる話なので、ぜひ映画をご覧ください。なかなか衝撃的です。

また同作には貝沼以外に、自らの家族を惨殺した犯人が登場。この家族殺害事件と28人殺害事件の関係も同作の見所です。

■2017年1月6日よりBlu-ray&DVD発売
『秘密 THE TOP SECRET』ブルーレイ&DVD発売決定!豪華版(初回限定生産)も!

ジグソウが繰り広げる死のゲーム『SAW』

ソウ(字幕版)

命を大切にしない者、犯罪に手を染める者、裁かれることはないが倫理的に悪である者をに痛みを伴うゲームを仕掛ける殺人鬼ジグソウを描いた『SAW』シリーズ。もしかしたら上記のカエル男に影響を与えているのかもしれませんね。

衣装は、髪の毛の長い豚のマスクを被り、相手にメッセージを送る際には人形を使うのが特徴。

面白いのはジグソウ自体は殺すことそのものが目的ではないというところ。シリーズが続いていくにつれ、曲解した後継者たちが、必ず死人がでるゲームを仕掛けるようになります。

映画の見所はゲームのギミックや残酷性。後半は誰がジグソウの後継者となるか、です。

■DVD発売中

七つの大罪をモチーフにした殺人鬼『セブン』

セブン (字幕版)

カトリックの「七つの大罪」の条件があった者を次々と殺害していく犯人ジョン・ドゥと刑事との死闘を描く『セブン』。あるアカデミー賞俳優が犯人役で、映画公開時には映画を見るまで誰が演じているかわからないという手法が取られました。

七つの大罪に見立てた殺害方法がまあエグいこと。映画ではその殺害シーンは一切描かれないことが逆に想像を駆り立て「良い意味で嫌な」印象をもたらします。

クライマックスに起きる衝撃、初見時のそれは忘れることはありません。

■DVD発売中

日本のサイコパス『悪の教典』

悪の教典

目的のためならば殺人もいとわない教師の姿を描いた『悪の教典』。自分のことを邪魔だと思った者は殺害、過去の自分の犯罪に気付いた者たちも殺害。教師の蓮見聖司の犯行は徐々にエスカレートしていきます。

一見するといイケメンの部類で礼儀も正しい普通の人間だからこそ、そのギャップが非常に恐ろしい印象をもたらします。頭が良いため、自分が罪に問われないよう、証拠もしっかり消すか、他の誰かを容疑者に仕立てるようにしているのが特徴です。

見所は、ある生徒を殺害した際、ふとしたミスから自分に嫌疑がかかったため、それを別の教師になすりつけるため担任しているクラスの生徒全員の殺害を企み、途中で異変に気がついた生徒たちとの壮絶な攻防戦。

是非映画を見てその結末を目撃してみてください。

■DVD発売中

優秀な精神科医で猟奇的殺人犯『ハンニバル』

ハンニバル (字幕版)

『羊たちの沈黙』の後に制作された本作は同じく主人公はアンソニー・ホプキンスが演じるハンニバル・レクター博士。優秀な精神科医でもあり、人を食う嗜好があります。そのため劇中では逮捕され、第一級殺人罪で終身拘束されています。

しかし、頭が良すぎるため、様々な条件を立ててFBIにも知恵を貸すことも。基本的に自己保身のためにしか殺人は行わないのですが、たまに「食べたい」という欲求で人を殺したりも。

このハンニバル・レクターを描いた作品はシリーズ化されていますが、同作では以前恨みを買った富豪との攻防が描かれています。

■DVD発売中

まとめ

以上、殺人鬼特集という少し変わった切り口での映画特集でした。紹介したいくつかは結構殺害現場が凄惨を含んでいますが、何よりも上質なミステリー要素が楽しめる作品ばかり。

是非チェックしてみてください!

(文:波江智)

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    ライタープロフィール

    波江智

    1978年生まれ。映画ライター。シネマトゥデイややcinema Ala Carteなどに寄稿。ジョージ・ルーカスとガイ・リッチーを敬愛。ベストムービーは『ロックストック&トゥースモーキングバレルズ」。

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