「超高速!参勤交代 リターンズ」いよいよブルーレイ&DVD発売決定!その魅力とは?

超高速!参勤交代 リターンズ BD 豪華版

(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

ちょっと突飛な設定とタイトルながらも実際に映画を見てみたら、なかなかの骨太で本格的な時代劇という意外性・ギャップが受けてスマッシュヒットを記録した「超高速!参勤交代」から2年。

待望の続編として16年夏に帰ってきた、こちらも大きな話題を呼んだ「超高速!参勤交代リターンズ」のDVD&ブルーレイが2017年2月8日に遂に発売決定!!

1と2の関連は?

1作目は主役・佐々木蔵之介演じる藩主・内藤政醇が治める磐城国の湯長谷藩の描写や、陣内孝則演じる敵役の老中・松平信祝や内藤政醇を支える湯長谷藩のキャラクターの説明にどうしても時間を割り振らなくてはいけなく、参勤交代の苦労話と陰謀・策謀話、内藤政醇と深田恭子演じるヒロイン・お咲とのなれそめ話など、世界観を構築する作業がどうしても必要になってしまった。

ところが、2作目はそういった“お約束事”の部分は省けるので一気に物語が始まってくれるのがうれしい。それもあって、展開される陰謀・策謀も大掛かりになって物語は大幅にスケールアップ。

さらに、参勤交代の“交代”パートを描くことで物語終盤の舞台もお江戸の町中から、湯長谷藩へ近くの向かう大自然に囲まれた野外戦を展開。

“藩主・内藤政醇と6人の仲間たち対悪徳老中信祝率いる1000人の幕府軍”という大掛かりな合戦シーンは“交代”パートだからこそできたダイナミックな決闘シーンだろう。

このクライマックスが描けただけでも「リターンズ」が誕生した意味はとても大きい。

超高速!参勤交代 リターンズ

(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

個性的な登場人物たち

佐々木蔵之介以下湯長谷藩の面々を演じる俳優たちは実年齢の平均は高めだが、寺脇康文、伊原剛志を筆頭に舞台出身組が多くて実年齢を感じさせない若々しくアクションを展開して、画面の中を所狭しと躍動する。

前作からのレギュラー組は勝手知ったる役どころなので、楽しそうに自分の役を演じ、掘り下げている。

ヒロインのお咲(深田恭子)も政醇(佐々木蔵之介)の側室というポジションをゲットすることができたので、素直にベタベタな甘さを全開してくる。深田恭子のはまり具合もあってチャーミングさも倍増。

それに加えて新規参加で硬軟自在の芸達者たちが集結。名奉行・大岡越前を演じる古田新太の意外な重厚さ、尾張柳生の一党を演じる渡辺裕之、宍戸開、中尾明慶たちがアクションに定評がある面々ということで“VS湯長谷藩勢”部分にも厚みタップリとました。

徳川吉宗演じる市川猿之助、老中首座を演じる石橋蓮司は短い出番ながらさすが!!と思わせる存在感を醸し出して登場。

超高速!参勤交代 リターンズ BD サブ1

(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

「2」からも楽しめる優しい演出!

タイトルとのギャップの部分を楽しんだのが前作「超高速!参勤交代」なら、そういった“お約束事”がありきで進むのがこの「超高速!参勤交代リターンズ」。

前作は設定と物語の本格度合いのギャップを楽しめ、今作は“本格時代劇”としての要素がつよまった。

事実上この二作で一本のお話でありながら、それでいてそれぞれがオリジナルのテイストを出してくるこのシリーズ。

「リターンズ」から入っても問題はなく楽しむことができるし、1作目から見れば時系列で楽しむことができる。

どのみち2作合わせてその魅力を堪能してほしい。

超高速!参勤交代リターンズ メイン2

(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

まとめ

日本では珍しいコメディ映画でしかも時代劇でありながら、二作連続でヒットを記録した「超高速!参勤交代」シリーズ。

時代劇の入門編としてもお薦めなので、時代劇にちょっと入りにくさを感じている人にもピッタリの新しい時代の新感覚時代劇になっている。

「リターンズ」発売を期に前作もまとめてそろえて、皆さんの映画コレクションの中に並べてみてはいかがでしょう?

ブルーレイ&DVDの情報はこちら!
http://www.shochiku.co.jp/dvd/cho-sankin/

(文:村松健太郎)

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    ライタープロフィール

    村松健太郎

    村松健太郎

    村松健太郎 脳梗塞と付き合いも10年目に入った映画文筆家。横浜出身。02年ニューシネマワークショップ(NCW)にて映画ビジネスを学び、同年よりチネチッタ㈱に入社し翌春より06年まで番組編成部門のアシスタント。07年から11年までにTOHOシネマズ㈱に勤務。沖縄国際映画祭、東京国際映画祭、PFFぴあフィルムフェスティバル、日本アカデミー賞の民間参加枠で審査員・選考員として参加。現在NCW配給部にて同制作部作品の配給・宣伝、イベント運営に携わる一方で各種記事を執筆。

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