【TV放送直前 独占インタビュー】『ソロモンの偽証』 キーマン板垣瑞生「生きていくことを諦めてはいけない」

『ソロモンの偽証 前篇・事件』『後篇・裁判』が金曜ロードSHOWでオンエアされる。シネマズby松竹では、同作のキーマン神原和彦役の板垣瑞生さんに独占インタビューを行いました。今回は撮影中のエピソードやキャストとの関係など質問させていただきました。

板垣瑞生 インタビュー2

 

──神原和彦という役について

板垣瑞生(以下:板垣) :主人公たちの学校とは違う唯一の他校生で、両親を亡くしています。いじめや暴力で人を屈服させることを許せない少年です。まっすぐでブレない気持ちがあり、生きている意味を持っているキャラクターです。 生きる意味や、生と死について敏感なところや、ぶつかって生きているところが魅力だと思います。

──神原と似ているところは?

板垣:イジメが許せないところとか似てると思います。今いる高校も絶対にイジメを行わない学校にしたいと思っています。イジメで人が死ぬ前に止めないといけないと思っています。あと世界中の人に生きていてもらいたいと思っているところも似ていると思います。

──同世代のキャストが多かったですが、撮影終了後に集まったりしていますか?

板垣:なかなか会えません。また現場が一緒になって会えたらいいな。彼らはただの友達ではなく、戦友みたいな強い関係の俳優仲間です。

──撮影中のエピソードで何か思い出が強いのは?

板垣:撮影が真夏に行われたんですが、冬のシーンが多く、柏木卓也役の望月歩くんと学校の屋上のシーンをやり遂げたとき楽しかった。そのシーンはセットで作られていて、雪はCGでした。撮影は時系列通りに撮影して行ったのでとてもわかりやすかったです。

──一万人のオーディションで選ばれたプレッシャーは?

板垣:どんどん一緒にオーディションを受けて行った仲間たちがいなくなったけど、それでもこの映画に出たいという思いがありました。出演しているとき、すごい作品に出ているというプレッシャーはあった。でも一万人から選べれたというプレッシャーはありませんでした。この作品をやるんだという決意で、落ちて行った子たちの分まで頑張っていました。

──撮影前に原作は読みました?

板垣:オーディション中に読みました。変な読み方をしてるって言われましたが、3巻から読んで1巻、2巻と読みました。結果が知りたくて、結末である最終巻から読みました。宮部みゆき先生の作品は「ブレイブ・ストーリー」が大好きです。

──原作と映画の違うところは?

板垣:原作と映画はほぼ一緒。違うところは藤野涼子の設定。原作では完璧な女の子として描かれてます。でも映画は観客と一緒に成長していく主人公。

──完成版を初めて見たときの感想は?

板垣:映画ってほんとにいいなと思いました。やってよかったという思いと、やりきったという達成感がありました。この映画にでられて本当よかったです。

──1番好きなシーンは?

板垣:小日向文世さんが演じる校長先生が浅井松子さんのご両親に謝りに行くシーンです。ずっと溜まっていたおえつを漏らすシーンがほんとに小日向さんすごいと思いました。ためていたものが思わずでたという感じで。

──仲のよかった人は?

板垣:皆同じくらい仲良くなりました。同年代の望月くんはLINEで連絡取り合っています。野田健一役の前田航基くんとも撮影がずっと一緒だったので仲がいいです。

──最後にこれから『ソロモンの偽証』を見る人に向けて一言

板垣:いろいろな人に見てもらいたい。死にたくなるようなことがあっても、生きていくことを諦めてはいけないと思う。見ていろいろ感じてもらいたいです。

 

インタビュー後記

劇中はまだ幼さが残っていた板垣さんですが、4月から高校に進学し、映画に比べて大分大人になっていました。
また来年1月にはNHKのドラマ「精霊の守り人」の出演も決まり、現在撮影の真っ最中。乗馬や殺陣にも挑戦するそうで、俳優として一段と成長してくれそうで、今後が楽しみな俳優さんです。

『ソロモンの偽証 前篇・事件』は20日、『後篇・裁判』は27日、いずれも21時から日本テレビ系で放送です。

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(取材・文:波江智

    ライタープロフィール

    波江智

    1978年生まれ。映画ライター。シネマトゥデイややcinema Ala Carteなどに寄稿。ジョージ・ルーカスとガイ・リッチーを敬愛。ベストムービーは『ロックストック&トゥースモーキングバレルズ」。

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