臓物のにおいを想像してしまいそう?映画『フリーキッチン』初日舞台挨拶
ミラクルな世界が広がった撮影現場
撮影中には、本物の臓物が用意されたというエピソードが。大貫さんはその中に寝転がるシーンがあったそうで、「現場にいったら臓物がぷかぷか浮いていたりして、びっくりしました。しかも、髪の毛についたにおいがなかなかとれないんです! 現場でみんなに嗅がせてたりしました(笑)。意外と楽しくやっていました」と臓物に囲まれたシュールな現場ながらも、和やかなに過ごしていたようです。
延増さんは「今まで嗅いだことのないにおい。2日くらい鼻の奥に残っていました。それを監督が芳香剤で消そうとした結果、ミラクルな世界が広がっていました(笑)」と暴露。
それを聞いた監督は「申し訳ないなぁと。でも、そんな中で女性スタッフは嬉々として臓物と記念撮影をしていたので、やっぱり男性より女性の方がそういうものに対して強いんだなと思いました」と淡々と話し、客席やキャストたちから笑いが起こっていました。
ちなみにその時のことを尋ねられた森田さんは「結構やられていました。気合いで乗り切りました(笑)」とコメントしていました。
最後の告知コーナーでは「主演映画が決まっていまして…というのは嘘なんですけど」という大貫さんの冗談にキャストたちも驚かされたりと、劇中のテンションとは一転した笑いに満ちた舞台挨拶となっていました。
映画『フリーキッチン』は渋谷・ユーロスペースにてレイトショー中です。
(取材・文:大谷和美)
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