世界で初めて「築地市場」の細部まで迫ったドキュメンタリー映画『TSUKIJI WONDERLAND （築地ワンダーランド）』が、シアトル国際映画祭とサン・セバスチャン国際映画祭に出品されることがあきらかとなった。また、あわせてティザービジュアルも解禁となっている。

築地を世界へ！映画『TSUKIJI WONDERLAND 』

世界一の魚市場《TSUKIJI》初めて1年4か月にわたる長期撮影が許され、カメラが捉えた知られざる市場の姿。人々の息遣いと心揺さぶる生き様 ―使命感を持って働く魚のプロフェッショナル〈仲卸〉の日々の営みや彼らを取り巻く人間模様を、築地の四季と共に美しい映像で紡ぐ。世界中の料理人から旅行者までを魅了してやまない“TSUKIJI”の真の姿が初めて浮き彫りになる。すきやばし次郎、鮨さいとう、すし匠、石かわ、銀座小十、ESqUISSE、noma、道場六三郎 etc.料理界をけん引する職人たちがなぜ、築地に魅せられるのか？食の最前線、その舞台裏に迫る――

映画『TSUKIJI WONDERLAND』は、今年2016年11月に豊洲への移転を予定している、東京都中央卸売市場築地市場に初めて1年以上に渡りカメラが入り撮影を観光し、築地の深部まで迫ったドキュメンタリー映画。

このたび本作が、米国最大の映画祭のひとつであるシアトル国際映画祭（5月19日〜6月12日）と、「美食の街」の映画祭として知られるサン・セバスチャン国際映画祭（9月16日〜24日）に出品されることが正式に決定した。

シアトル国際映画祭は例年5月中旬から6月中旬までの約1ヶ月もの間、開催される米国最大の映画祭のひとつで、来場者数は延べ15万人を数え、長編、短編、ドキュメンタリー、アニメーションなど400以上の作品が上映される。今回、本作がドキュメンタリー長編部門に出品される。なお、シアトルでの上映が本作のワールドプレミアとなる。
 
また、マドリードから車で約4時間の都市で、ミシュラン星レストランが集まる「美食の街」として知られるサン・セバスチャンで、毎年9月に開催されるサン・セバスチャン国際映画祭では、キュリナリー・シネマ部門に出品される。
 
「キュリナリー」とは英語で「料理」を意味していて、「食」や「料理」をテーマにした作品が並ぶ部門。今年で5年目になるサン・セバスチャン国際映画祭のキュリナリー部門は、ベルリン国際映画祭や東京ごはん映画祭とのコラボレーションがあり、スペインのみならず世界各国の映画が参加している。「美食の街」として名高い地での上映で、本作がどう受け入れられるのか期待がかかる。
 
今回の発表にあわせて、ティザービジュアルも解禁された。築地という漢字をモチーフに市場の風景が見え隠れするビジュアルとなっている。
 
映画『TSUKIJI WONDERLAND （築地ワンダーランド）』は、2016年10月1日(土)より築地（東劇）先行公開、10月15日(土)より全国ロードショー。

(C)2016松竹

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