『貞子vs伽椰子』感想、これは世界中を幸せにする傑作だ!
13.ネタバレは厳禁な作品だ!
本作の試写では、上映前に“最後に貞子と伽椰子のどちらが勝ったかなど、絶対にネタバレをしないでください!”と釘をさされました。
その理由は観た後に痛感しました。これはネタバレ厳禁どころじゃない、これをネタバレしたら末代まで呪い殺されなきゃいけないレベルだと!
“日本ホラー史上最恐のラスト”という触れ込みは伊達ではありません。冗談抜きで言いますが、その衝撃は『シックス・センス』『ユージアル・サスペクツ』『セッション』をはるかに超えていました!
ぜひ、観るまではTwitterなどでネタバレを見てしまわないようにお気をつけください。観た方も、これから観る方のために劇場を出てすぐに「◯◯だったよな!」などと大きな声で話さないでください!
この衝撃は一度しか体験できないので、お願いします!
(C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会
14.エンドロールの最後まで見逃すな!
本作でもうひとつ忠告しておきたいのは、エンドロールの最後までしっかり観ること!
なぜかは言いません、途中で帰ったら損をするぞ!とだけ言っておきます。
15.みんなが幸せになる映画だ!
試写会で忘れられなかったことがもうひとつあります。それは上映後に後ろを振り返り、試写会に参加した人たちを見たときのことです。
みんなが、本当に幸せそうに、ニコニコと笑っていたのです!
ああ、そうか、世界中を幸せにする映画はここにあったんだ、と思った瞬間でした。
『リング』と『呪怨』の両シリーズの設定を変えつつも確かなリスペクトがある、真面目な怖さもある、突発的にゲラゲラ笑える、美少女が怖がる姿を眺められる、そして衝撃のアレを観ることで……こんなにも人は幸せになるんだ、と。
いままでのシリーズの中でも、もっとも多くの方が楽しめる作品なのではないでしょうか。
個人的には、この『貞子vs伽椰子』が『リング』と『呪怨』の両シリーズを合わせてもっともお気に入りの映画となりました。
悪いことは言いません、デート、友だち、家族と、貞子と伽椰子の対決を見届けようではありませんか! そして上映後の劇場のみんなの顔を観て、その幸せっぷりを噛み締めてください!
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(文:ヒナタカ)
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