黒木瞳監督、吉田羊、木村佳乃が華やかに登場。『嫌な女』完成披露プレミア試写会



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人と打ち解けられず孤独と折り合いをつけて生きてきた弁護士・石田徹子役、吉田羊さん。
ワンショルダーのドレスが姿が、シャープでステキ。
「主演とは言えども、瞳監督と佳乃ちゃんにてを引っ張っていただき、この日を迎えることができました」と、ご挨拶。

 
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派手好きで男好きな天性の詐欺師・小谷夏子役、木村佳乃さん。
ドットがキラキラした可愛らしいドレスを、大人っぽく着こなしてらっしゃいます。
「女性お客様に多く足を運んでいただき、嬉しいです」と、劇場内を見渡しながらニッコリ。

 
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メガホンを取った、黒木瞳監督。
真っ白なロングドレス、スカートのスリットからは美脚がのぞき、とても華やかな印象。
「きょうは奇跡の日。2人の素晴らしい女優に出演してもらい、ロケ場所が決まり、撮影が1日1日と進み、いろんな丸をひとつずつ積み上げてこの日を迎えられました」と、感無量の面持ち。

 
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話題は、撮影中のお話に。
いちばんしんどかったシーンについて、黒木監督が尋ねると…。
「台本を読んで一番これが山場になるだろうなと思ったシーンが撮影初日のファーストシーンだったこと」と、吉田さん。
すると「そうなんです。女優がいちばん体力がある時期に、いちばん大変なシーンを撮りたかったんです」と、黒木監督。
「でもあのシーンを乗り越えたからこそ1か月を乗り切れたような気がします。瞳さんの計画勝ちだなと思います」と、吉田さん。
お互い、強い信頼関係で結ばれているのが伺えます。
一方、木村さんの大変だったシーンは…。
「佐々木希ちゃんとひとりの男性を取り合うシーンがあるんですけど、希ちゃんがあまりにも可愛くて…。精神的に参りました」と、茶目っ気たっぷりなお答え。
これにはさすがの黒木監督も「そんなことないよ〜。(佳乃ちゃんも)可愛かったよ!」と、大笑い。
ウィットの効いた会話で、場が和みます。


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ところで、主演女優お二人からご覧になって、黒木監督の俳優ならではの視点でアドバイスを受けることがあったのか、気になるトコロ。
なにかアドバイスを受けたりすることがあったのか、聞いてみると…。
「『(カメラ越しに見ると)いま、こんな風に映ってるわよ』ということを、よく教えて下さいましたね」と、撮影現場を振り返る吉田さん。
確かに、自分の表情や芝居がどう見えているかは気になるもの。
それを客観的に大女優ならではの視点で的確に伝えてもらえると、とても心強いでしょうね。
そして「夏子は付き合う男性によって洋服の趣味も変わる女性。だから劇中で、いろんな衣装を着せていただいているのですが、瞳さんがご自分のお洋服を持って来て下さっこともあって。結局使わなかったんですけど、とても嬉しかったです」と、木村さん。
その話を受けて「今回は、衣装はもちろん、ネイルやウェディングドレスまで、ファッションに関することは特にこだわりました」と話す、黒木監督。
夏子さんの衣装もとても素敵ですが、徹子さんの衣装も徹子さんらしいこだわりが見えて、素敵なんですよね。
こういった女性監督ならではの視点が、映画をより華やかで楽しく彩っているのでしょう。

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