インタビュー
レニーは酒絶ち、パトリックはもんじゃに挑戦?『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』ジャパンプレミア
レニーは酒絶ち、パトリックはもんじゃに挑戦?『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』ジャパンプレミア
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のジャパンプレミアが20日、都内で行われ主演のレニー・ゼルウィガーとパトリック・デンプシーが登壇した。
11年ぶりの来日となるレニーは「今日は呼んでくれてありがとう。東京は楽しい街。毎回暖かい歓迎うれしい」と手を振りながら満面の笑みを見せた。
パトリックは「日本は来る度に楽しい、美しい街。これから映画を見てもらうわけだけど、笑って涙して、そして楽しんで」と手を振りながらあいさつした。
久々に来日した日本についての感想を聞かれるとレニーは「日本食を食べたい。食べたいものがいっぱいあるので、長いリストになってる。そして、日本庭園を見て見たい。皇居の周りも歩いて見たい。とにかく色々行きたい。特に食べたいのはラーメン。よく酒を飲む場所があったけどそういう日々は終わった」とお酒より日本の料理を食べたいと早口でアピール。
パトリックは「8年ぶりと言われたけど、去年レーサーとして来ていた。あれ、反応がない。皆レースに興味ない?WEC(World Endurance Championship)で来た。選手権でトヨタが優勝したのでおめでとう」と昨年レーサーとして来日していた事を明かす。
また食べたいものはと聞かれると「会場の皆さんのおすすめは?」と会場に質問。会場から「もんじゃ」と声があがると「もんじゃ?観客は全員同意って感じじゃないけど……」と苦笑い。「イタリア語の『食べる』に似てる言葉だ。調べてみるよ、答えてくれた人ありがとう。」と観客とのやり取りを楽しんだ。
パトリックとの共演した感想は「すごく楽しかった。笑い過ぎて監督に怒られた。とにかくパトリックとコリンがふざけてアドリブが多くて、何が起こるか分からない。ある橋の上のシーンでも、真面目な顔をしないといけないのに、笑えてパトリックの脇に笑わないよう顔を隠していた。」とパトリックとコリンの共演が楽しかった様子。
パトリックは「レニーはゴージャスだし靴も素敵。今回の役は新しいキャラなので緊張していた。でも、他のキャストたちも久々で緊張感があった様子だった。皆が緊張していたから、それが一体感を生んだのかな。でも撮影は楽しくみなで笑いながら演じられた」と最初に緊張していたことを話した。
前作から約8年が経過して作られた今作、キャラクターも歳を経ているためその変化について聞かれるとレニーは「いい質問。ちょっとこの状態だとわからないかもしれないけど、彼女も大人になった。仕事もプロフェッショナルとして働いている。でも、ダメな部分はそのまんまで、楽観主義でロマンチストで不完全なところは変わってない」とMCを賞賛。
タイトルにちなんで、撮影中日記に書きたくなるような出来事を聞かれると「一番思い出深いのは、この映画を作るという知らせを受けた時。長いあいだ時間が空いたので、次に作る時は価値のある特別な作品と考えていた。パトリックの出演も決まり、特別な体験になると思った。とても誇りに思っている作品。また古い友達と再会するような気持ちで出演した」とレニー。
パトリックは「橋のシーンはすごく記憶に残っている。コリン含めた3人のシーンはどれも思い出深い。日記は付けてないので、これをきっかけに日記つけようかな?誰かインスタ撮りたいからカメラ貸して」ととぼけて見せて会場を楽しませた。
同作のあらすじは以下の通り。
運命の恋人と信じていたマーク・ダーシーと幸せだったブリジット・ジョーンズはぼっちのバースデーをロンドンで迎えていた。アラフォーとなったブリジットはテレビ局のやり手プロデューサーとして働いていた。そんな彼女の前にIT企業のイケメン社長と現れ、彼との恋が進む中、他の女性と結婚したかつての恋人マークとも再会し、二人の男性の間で揺れ動く……。
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日から全国公開。
(取材・文:波江智)
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