『マグニフィセント・セブン』間もなく公開!復讐劇を描いた6作品をご紹介!




物語のテーマとして付き物なのが「復讐」。もうすぐ公開となる『マグニフィセント・セブン』でも街を守るだけでなく、街の支配者に家族を殺された人の復讐劇でもあったりします。今回は復讐劇を描いた映画を紹介します。

1:街の暴君に復讐するため7人の男を雇う
『マグニフィセント・セブン』




街の支配者に些細な理由で家族を殺される街の人々。そんな支配者に復讐するため、賞金稼ぎやギャンブラー、流れ者などを七人を雇い、彼らの流儀で戦いを挑む……。

『七人の侍』のハリウッドリメイク、『荒野の七人』のリメイク作品。今のトップスターたちをキャストに迎え、話も今風にアレンジ。

個性豊かな七人のキャラクターと得意武器が見どころの一つです。終盤はほとんどセリフがなく、街を戦場にして大迫力の戦闘シーンが堪能できます。大きな画面で見た方がより楽しい作品と言えるでしょう。

個人的にはイーサン・ホーク演じるスナイパー・グッドナイトに注目してもらいたいところ。

同作は1月27日から全国公開。

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2:復讐劇の名作
『レオン』


レオン 完全版 (字幕版)


悪徳警官に両親を殺されたヒロイン。彼女が頼ったのは一人の殺し屋レオンだった。彼女は家族の復讐を決意し、暗殺術を彼から学ぼうとする……。

ナタリー・ポートマンの初出演作で、彼女とジャン・レノを世界的に有名にした作品。

健気で懸命に生きようとするヒロイン・マチルダと孤高で無口でプロフェッショナルなレオン。傷を抱えた二人の純愛映画であり、復讐劇。とても切ない物語でもあります。そして主役の二人を食い気味なくらいキャラの立った悪徳警官にゲイリー・オールドマン。この三人がとにかく最高。

3:敵討ちだけが復讐じゃない。
オシャレな復讐劇『オーシャンズ11』


オーシャンズ11 (字幕版)


保釈中のカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは、ラスベガス3大カジノの売上金が集まる巨大金庫から現金を盗み出す計画を練っていた。計画実行のため選りすぐり11人のメンバーが集まり……。

何も殺すばかりが復讐ではないってことで。犯罪スペシャルチームが見せる華麗な騙し合い。素晴らしいのは銃の使用や殺傷シーンがまったくないところ。あくまで知恵と技術でなんとかするってところがいいですね。

キャストが豪華で、映像も音楽もひたすらオシャレ。普通の復讐劇とは一線を画す映画です。まさに爽快復讐劇。

4:監禁された男の復讐劇
『オールド・ボーイ』


オールド・ボーイ (字幕版)


広告代理店の重役である主人公。泥酔して街をさ迷っているところを何者かに拉致され、20年間監禁されてしまう。さらに監禁中に妻殺しの汚名を着せられた彼は、突然解放される。解放された主人公は、誰がなんのために自分を監禁したか復讐するため調べ始め……。

韓国版とハリウッド版があるのですが、どちらもあらすじはほぼ同じ。監禁されている時間は少し違います。基本的に生々しいアクションで、流血も多く、かなりバイオレンスな作品です。武器もよくあるナイフだけでなく、もっと身近な道具である金槌やカッターナイフなんかも使われます。

ちなみに同作、実は原作が日本の漫画だったりします。

5:復讐の連鎖に巻き込まれる主人公
『ラッキーナンバー7』


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NYの友人の家に訪ねてきた主人公。友人が不在のため勝手に部屋に上がり込んでいると、ギャングが乱入し、拉致されてしまう。そしてギャングのボスにライバル組織のボスに息子が殺されたため、復讐としてそのボスの子供を殺すように命令され……。

ボスからの依頼で鉄砲玉にされてしまった可哀想な主人公の話と思いきや、話が二転三転して、まったく先が読めない展開に。単純な復讐劇ではなく、物語的にもじっくり見せて楽しませてくれる作品です。

さらにジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングスレーとキャストが一流揃い。なのに、B級感漂うのも面白いところ。

6:極上復讐ミステリー
『ゴーン・ガール』


ゴーン・ガール (字幕版)


ニックとエイミーは誰もが羨む夫婦だったが、結婚5周年の記念日にエイミーが行方をくらましてしまう。ニックは警察に嫌疑をかけられ、取材を続けるメディアによってニックの生活にほころびがで始め……。

夫婦の愛憎劇。ヒロイン・エイミーがどうなったかは結構早い段階で明らかになります。その辺りのエピソードも凄く面白いです。しかし、さらにその後も二転三転して、どうなっていくか……。というのがミステリーとしてとてもよくできています。

初めて見たときは物語の落とし所をどこに持っていくか結構ドキドキしていました。ミステリーファンは多くの方が見られているとは思いますが、まだ見てない方はぜひともどうぞ。

まとめ


復讐劇といっても血みどろで陰惨なものから、死傷者のでない爽快なもの、感動できるものまでいろいろありますね。

『オーシャンズ11』なんかはトリッキーでオシャレで万人受する映画と言えるでしょう。逆に『オールド・ボーイ』は生々しい暴力と血の映画なので見る人を選んでしまうかもしれません。

まもなく公開の『マグニフィセント・セブン』は復讐劇で戦闘シーンがあるものの、どちらかといえば「カッコよく見せる西部劇」なので『オーシャンズ11』に近い雰囲気といえます。あまり血なまぐさいものは見たくないという方にもオススメできます。

(文:波江智)

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