『スパイダーマン:ホームカミング』ネタバレなし!知っておくとさらに楽しめる10のポイントを全力で語る!


6:マリサ・トメイ演じるメイおばさんが最高だ!こんな美人熟女に心配されたい!


マリサ・トメイが演じるメイおばさんにも注目!『シビル・ウォー:キャプテ・アメリカ』で出演した時も思っていましたが、その露出の多い格好とボディは有り体に言ってとてもエロい(下世話な言い方でごめんなさい)!話し方やしぐさも色気たっぷり!現在52歳なのに!熟女好きはこれだけ必見です!

ちなみに、メイおばさんは原作コミックではいかにも老人という見た目で、過去のスパイダーマン映画でもローズマリー・ハリス(88歳)やサリー・フィールド(69歳)と、やはりお年を召した方が演じられていました。でも、15歳の少年の叔母さんの年齢としては、若々しいマリサ・トメイのほうがより違和感がないですよね。マリサ・トメイは実年齢よりマイナス20歳くらいに見えますし!

魅力的なキャストは、以上に挙げたトム・ホランド、マイケル・キートン、マリサ・トメイだけではありません。スパイダーマンの親友である太った男の子役のジェイコブ・バタロン、風変わりな女の子を演じていたゼンデイヤなど、存在感のあるフレッシュな若手俳優の魅力も存分に堪能できることでしょう。



(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.



7:予告編がネタバレしすぎ?でも気にしなくてOKだ!


『スパイダーマン:ホームカミング』は、予告編がネタバレし過ぎでは?と一部でささやかれているようです。確かに、実際に映画本編を観ると「そこは予告編で見せなくていいのに!」と思うところもなくはなかったです。いかに本作が楽しみだとしても、なるべく予告編を繰り返し観ないほうがいいのかもしれません。

しかしご安心を。この予告編ではかなり重要なポイントがネタバレしていないですし、本編で初めて明かされるサプライズも用意されているのですから!ある意味では予告編自体がミスリードになっていると言っても良く、予告編を観ていたとしても、しっかり驚くことができるでしょう。

特に後半のあの展開……!ネタバレは一切できませんが、「これを考えた人は天才だ!」とだけお伝えしておきます。



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8:吹替版が誠実かつ最高のキャスティングだ!


誠実かつ超豪華な吹替のキャスティングにも触れなければいけないでしょう!スパイダーマンには『カードファイト!! ヴァンガードG』や『境界のRINNE』などで活躍されている若手実力者の榎木淳弥、アイアンマンには声優業に復帰したばかりの藤原啓治が続投、スーパー・ヴィランには青年から中年まで幅広く担当しているベテランの大川透と、文句のつけようのない配役です!

さらに、脇役にも豪華声優陣が勢揃い!スパイダーマンの敵ショッカーには諏訪部順一、学力コンテストチームの仲間に梶裕貴や水瀬いのりや伊波杏樹、校内テレビのMC役に浪川大輔 、イヤな性格のクラスメイトには畠中祐などと、人気と実力を兼ね備えた方ばかり!筆者が試写で鑑賞したのは字幕版でしたが、絶対に吹替版も観ます!

なお、8月25日公開の『ワンダーウーマン』も甲斐田裕子、小野大輔、榊原良子、深見梨加など、ベテランの豪華声優陣による素晴らしいキャスティングになっています。こうしてアメコミ映画ファンが納得する、誠実な吹替が今後も続くと嬉しいですね。



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9:最近の大作映画のトレンド?F×××のネタがあった!


本国ではF×××という言葉を劇中で2回以上使うと、問答無用でR指定(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)がされるという決まりがあります。もちろん、より多くのお客を呼ぶファミリー向け映画ではこのR指定を避けるためにF×××を使わないようにしているのですが……近年ではこの決まりを逆手に取って、「F×××を言いそうだけど言わない」ことをギャグにしまっている作品がありました。

たとえば、『キングコング:髑髏島の巨神』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』や『パワーレンジャー』では「F×××を言いそうだったけど(理由はさまざまで)キャンセルする」というシーンがありましたし、現在公開中の『トランスフォーマー:最後の騎士王』でも「ここぞという時にF×××って言ってやる!」という気概が伝わる愉快なシーンがあります(F×××は1回言うだけならR指定にならないから)。こういうレーティングに果敢に挑戦するガッツは実にいいですね。

そして、『スパイダーマン:ホームカミング』でも、「F×××を言いそうだけど言わない」という渾身のギャグがあるのです!それがどこに登場するかはもちろん言えませんが、その見事な“キャンセル具合”には大笑いしてしまいました。これは吹替版では伝わらないギャグですので、ぜひ字幕版も観ましょう!



(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.



10:この映画を合わせて観て欲しい!もっと楽しむための5つの映画はこれだ」!


最後に、『スパイダーマン:ホームカミング』をこれから観る人におすすめしたい、5つの映画をご紹介します。

『COP CAR/コップ・カー』


COP CAR/コップ・カー(字幕版)



『スパイダーマン:ホームカミング』の監督のジョン・ワッツによる作品です。この映画で特筆すべきは、悪役を演じたケヴィン・ベーコンがかわいいこと!「警察車両を盗んだ悪ガキを追い詰める」というシンプルなサスペンスなですが、子どもに翻弄されまくるベーコンが愛おしくなるシーンの連続で、悪人のはずなのに「がんばれ!」と応援したくなるのです。PG12指定でやや刺激の強い描写もありますが、88分という短い上映時間の中にハラハラドキドキが詰まっている、意外にも万人が楽しめる作品と言えるでしょう。『スパイダーマン:ホームカミング』の子どもっぽいトム・ホランドや、おじさんのマイケル・キートンがかわいいのも、この『コップ・カー』で役者の魅力を引き出したジョン・ワッツの手腕によるところが大きそうです。

『インポッシブル』


インポッシブル(字幕版)



実際に起こったスマトラ島沖地震、その津波の被害に翻弄される家族を描いた映画です。今よりも少し幼く見えるトム・ホランドが純朴な少年を演じており、家族のために奔走するその姿についつい涙腺が緩んでしまいます。津波のシーンおよび、その後の被災地の凄惨さは筆舌に尽くしがたいものがありますが、だからでこそ観る価値がありました。トム・ホランドは他にも『白鯨と闘い』で若きキャビンボーイを熱演しているので、こちらも機会があればご覧になってほしいです。

『パワーレンジャー』


パワーレンジャー ポスタービジュアル


(C)2016 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.


ヒーロー映画ながら“学園青春ドラマ”としての側面が強い作品で、『スパイダーマン:ホームカミング』とは青春映画の金字塔『ブレックファスト・クラブ』に影響を受けたと監督が明言していることでも共通している作品です。大迫力のバトルはもちろん、それまでの人間としての“成長”に重きを置いていることも同様でした。8月上旬現在、残念ながらほとんどの劇場で『パワーレンジャー』の上映は終了してしまいましたが、まだまだ渋谷TOEIや丸の内TOEIなどでは続映しています。まだ間に合います!『スパイダーマン:ホームカミング』と同じくらいかそれ以上に、魅力的な若手キャストによる“キャラ萌え”が詰まった映画なので、観てください!

※筆者は以下の記事も書いています↓
なぜだ!なぜ『パワーレンジャー』を観てくれないんだ!『レベルE』『ジョジョ』『ドラゴンボール』好きが大歓喜するのに!

『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』




(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


こちらも現在公開中の映画です。「誰もが知っているマクドナルドがいかにフランチャイズ化をしていったか?」を追うという“経営”を描いた作品ながら、小難しさはまったくありません。同監督の『ウォルト・ディズニーの約束』もそうでしたが、実話ベースの人間ドラマと、エンターテインメントのバランスが上手く保たれた、誰もが楽しめる秀作に仕上がっていました。特に、序盤の「初代マクドナルがいかに効率化をしていったか?」のエピソードの面白さ、その時の編集のキレ味にはワクワクが止まらなくなるはず!主演を務めたマイケル・キートンの“完全な悪人とも言いきれないけど、さりとて良いヤツでもない”なキャラは奇しくも『スパイダーマン;ホームカミング』にも通ずるところがあるため、合わせて観ると、彼の役者としての魅力をさらに知ることができますよ。

『ベイビー・ドライバー』





こちらは8月19日より公開の映画です。犯罪者の“逃がし屋”をしている凄腕ドライバーを描いた作品で、『スパイダーマン:ホームカミング』とは、若手実力俳優が演じる主人公の少年がこの上なく魅力的なこと、脇を固めるベテラン俳優がそのキャリアの中でも随一の存在感を放っていることが共通しています。『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』や『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などのエドガー・ライト監督作品ながら、ノリノリな音楽とゴリゴリの犯罪ものの組み合わせは『レザボア・ドッグス』や『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノ風味でもある!映画の面白さが詰まった、映画ファンであれば絶対に観なければならない快作であると断言します。『シンデレラ』のリリー・ジェームズがひたすらにかわいいヒロインを演じていることも見逃せませんよ!


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(文:ヒナタカ)

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