“本気の告白”に観客800人が大熱狂!『虹色デイズ』完成披露イベントレポート!



(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社



2018年7月6日(金)公開の映画『虹色デイズ』の完成披露イベントが5月30日(水)に開催され、主演を務める佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、共演の吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)、山田裕貴、飯塚健監督が集結した。

爽やかなブルーカーペットが敷かれた会場で行われた“虹入れセレモニー”に、それぞれオレンジ、赤、緑、青の衣装をまとったキャスト陣が登場すると、会場に集まった100人の観客からは悲鳴にも似た歓声が。ファンによって3色が塗られた虹のパネルに、主演4人が残りの4色をペンキで色入れして7色の虹を完成させた。キャスト陣は人生初の色入れだそうで、「難しい!」「汚さないように気をつけなきゃ」とコメントしながら、先に作業した高杉&横浜ペアは、恐る恐る丁寧に黄色とオレンジを色入れ。一方、佐野&中川ペアは相談し合いながら、仲良く緑と赤を描いていた。



(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社



続いて実施された舞台挨拶では、撮影中の思い出深いエピソードなどが語られた。本作の撮影は昨年の10月から11月にかけて行われ、空き時間にはキャスト同士がお互いにスマホで撮影するなど、仲良く楽しい現場だったそう。佐野が「監督には前からお世話になっていたのですが、初めて共演する方もいて。撮影前からリハーサルや食事会があって、そこですぐに皆さんと打ち解けました」と振り返ると、中川は「今回、佐野くんだけ初めてご一緒したのですが、パフォーマーの方という印象があって緊張したのですが、実際はフランクな方でホッとしました!」、高杉も「僕も人見知りだったので安心しました」と、初共演の感想を語った。

楽しい撮影の中でも苦労があったようで、中川は「プールでの撮影は過酷でした。10月末だったので肌寒く、朝から夕方まで6時間くらいプールに入っていましたね。プールに浮いて台詞を言うシーンがあるのですが、みんな上手く浮けなくて、制服の中にビート板を入れたり(笑)」と、意外なエピソードを披露。高杉は、「勉強会のシーンは自分が経験したことのないことだったので、うらやましいなと思いました」と語り、佐野も「勉強会のシーンは、(高杉が演じる)つよぽん一番のキュンシーンがあるもんね」と、4人の中で唯一彼女持ちであるつよぽんのときめきシーンを明かした。一方で、各キャラクターの恋愛模様を前に複雑な思いを抱える横浜は、「僕だけ一人、恋をしていないんですよ。少し寂しくなりましたが、みんなの普段とは違った一面を見られるのも良いですよね」と、常に周りを観察している恵ちゃんとしての醍醐味を語った。

個性豊かなキャスト陣を前に、飯塚監督は「この映画いけるぞ!」と確信した瞬間があったそうで、「撮影中に、真宙の部屋に玲於、大志、流星の5人で集まることがあったのですが、その中で、みんながキラキラしている理由がわかりました。ただ話をしたりゲームをしただけなのですが、この映画、いけるなって思って。日常の延長線の物語だということが大切だと思っています」とコメントした。

ここで、本作のテーマの一つである“男子だって本気で恋する”にちなみ、男子キャストが“本気の告白”を披露することに。“片想いしている人と映画『虹色デイズ』を一緒に観に行った帰り道、想いを伝える”というシチュエーションのもと、観客全員をキュンキュンさせる告白が続々と飛び出し、会場は熱気と興奮に包まれた。

じゃんけんで順番決めし、最初に披露したのは横浜。「あのさ…この後、俺ん家来る?」と、恥ずかしがりながらもストレートに告白すると、すかさず山田が「めっちゃ、きゅんきゅんする~!」と盛り上げる。続いて告白した高杉は「俺が幸せにするので、付き合ってください!」と男性らしい告白を披露。一方、佐野は「ずっと見ているよ…」と意味深な告白。中川は、映画を観た帰り道というシチュエーション付きで「映画おもしろかったね。…あれ?見て!虹が見える!(キスをする仕草をして)チュッ。いくよ!(手をつないで去る)」と全身で想いを表現し、それぞれファンを熱狂させた。最後に、山田も中川の一連の告白を再現してみせ、「あの4人には劣るけど、5人目でも良いから好きになってください!お願いします!」と膝をついて告白し、会場をさらに沸かせた。

最後に、飯塚監督から「映画を作るのは楽しい中にも苦労することがあるのですが、この映画は300人近くのスタッフが関わっていて、その誰か一人でも欠けたら出来上がりませんでした。映画はみなさんに観ていただいて初めて完成します。最後楽しんでください」とアピールし、イベントは締めくくられた。

本作は、たった一度だけの青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の“友情”と“恋”に胸がときめく感動青春ストーリー。高校生男子のリアルな友情と恋と青春の日々を通して、誰しもが共感できる若者たちの瑞々しい感覚と日常が描かれる。

映画『虹色デイズ』は、2018年7月6日(金)より全国ロードショー。

ストーリー概要


ピュアで元気な愛されキャラのなっちゃん(佐野玲於)、チャラくて女好きなモテ男のまっつん(中川大志)、秀才で超マイペースなオタクのつよぽん(高杉真宙)、いつもニコニコだけど実はドSな恵ちゃん(横浜流星)。性格も趣味もまったく違うのに、4人はいつも一緒な仲良し男子高校生。おバカでお騒がせな楽しい毎日を過ごしていたが、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈(吉川愛)に片想いしたことで、4人の日常に変化があらわれ…?!

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