『天気の子』の深すぎる「10」の盲点

2:小学生なのにモテモテの凪はとっても良い子!
“紹介の仕方”を姉から学んでいた?



ヒロインの陽菜の弟の凪は、小学生にして女の子にモテモテという若干イラっとするシーンから登場していますが……その実、とても良い子であることも示されています。具体的には、彼は冨美という老婦人の家に訪れたとき、肩たたきや肩もみをしてあげているんですよね。しかも、姉の陽菜が母を亡くしてからずっとバイトをしている理由について「きっと俺のためなんだ。俺、まだガキだからさ」と、姉が自分のことを大切にしているということを、子供であることも自覚しつつ言葉にしているのですから。

また、凪は終盤に「カナ、こちらアヤネさん。アヤネ、こちらカナちゃん。こちら、婦警の佐々木さん」と丁寧にその場にいる人を紹介しています(このカナとアヤネという女の子の名前は演じている人気声優の花澤香菜と佐倉綾音から取られており、それぞれの名前と苗字が入れ替わっています)。実は、序盤では姉の陽菜も同様に「帆高、この子、弟の凪。この人、帆高。私のビジネスパートナー!」と丁寧に紹介しているんですよね。凪はお姉ちゃんの行動から素直に学び取っている、お姉ちゃんっ子であることもわかるのです。

また、その豊富な恋愛経験から来る適切なアドバイスによって、凪は帆高から年下にも関わらず“センパイ”と呼ばれるようになるのですが……このことも終盤に重要な意味を持つことになります(詳しくは項目5.で後述します)。

※以下からは映画『天気の子』本編の重大なネタバレに触れています。鑑賞後にお読みください。

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(C)2019「天気の子」製作委員会

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