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2021年03月16日

玉森裕太の魅力とは?『ボス恋』だけじゃない隠れた演技派俳優の真髄

玉森裕太の魅力とは?『ボス恋』だけじゃない隠れた演技派俳優の真髄


『パラレルワールド・ラブストーリー』…生々しく「人の嫌な部分」を演じる



『パラレルワールド・ラブストーリー』はこんな話。

崇史(玉森裕太)の親友・智彦(染谷翔太)が恋人と紹介した女性・麻由子(吉岡里帆)は、崇史がずっと想いを寄せていた女性だった。だがる朝目を覚ますと、麻由子は崇史の恋人になっていた。その日を境に、崇史は「麻由子が智彦の恋人な世界」と「麻由子が自分の恋人な世界」を行き来し、どちらが本物なのかわからず混乱する、というストーリー。

崇史は言ってしまえば、嫌なやつです。

無意識のうちに下に見ていた親友が、自分が恋していた相手と付き合っていると知り、また研究でも先を越されて激しい嫉妬を覚える。親友よりも好きな女性を優先するし、女性の家に押し掛けて関係を迫るなど、相手の取り方次第では犯罪に近いのではというような行為をしています。

登場人物が嫉妬や卑屈な気持ちを持つというのはよくあることですが、この主人公は親友と彼女の間で葛藤したりせず、自分の願いを叶えることだけを優先しているように見え、より嫌なやつに見えます。その嫌な感じを臆せず出しているという意味でも、彼にとって挑戦の多い作品だったのではないでしょうか。

また映像全体もざらっとした質感で、他の作品では肌が美しい印象がある彼の肌は少し荒れていて、触れたらカサカサしていそう。

また吉岡里帆とのラブシーンも結構激し目で、『ナラタージュ』の松本潤と同じくらい「ジャニーズなのにここまでやるんだ」感がありました。個人的に作品自体はあまりおすすめではないけれど、「いろんな意味で生々しい玉森裕太」を観るという意味では価値があると思います。

まとめ

さまざまな演技の引き出しで、合う役をやるのではなく、どんな役でもハマり役にしてしまう俳優・玉森裕太。30代となり、人間としても深みを増していくであろうこれから、今度はどんな役で私たちを驚かせてくれるのか、とても楽しみです!

(文:ぐみ)

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