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『裸の天使 赤い部屋』主演・木下ほうかインタビュー:今は女性客の反応に興味がある

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4月2日から公開される窪田将治監督作品『裸の天使 赤い部屋』は、江戸川乱歩の短編を現代にアレンジし、不動産会社の社長・松永(木下ほうか)と不思議な少女・文子(中山来未)の逢瀬とその顛末を描いたエロティック・サスペンス映画。

最近はバラエティ番組でも人気の木下ほうかが、愛欲地獄に溺れていく主人公を熱演。井筒和幸監督作品の常連で、また俳優業のみならず映画製作や監督業など多彩な方面で活動中の彼に、今回の作品の魅力や、これまでのキャリアなども語っていただきました。

こういうジャンルだからこそ相手役の存在は重要



―― 窪田将治監督とは、長いお付き合いですね。


木下ほうか(以下、木下) そうですね。確か彼の商業映画デビュー作『スリーカウント』(09)からかな。

―― その中で今回の最新作『裸の天使 赤い部屋』ですが、シリーズ前作『メビウスの悪女 赤い部屋』(20)に木下さんは赤い部屋の仮面の客として登場されています。また『裸の天使』の直後にはシリーズ第3作『聖なる蝶 赤い部屋』も公開。初めからシリーズ化が想定され、その中で木下さんは第2作の主演を務めるというのも決まっていたのでしょうか。

木下 そうです。3作品とも割と近い時期に撮影して、最後に3本分まとめて赤い部屋のシーンを撮ったんですよ。

―― 今回は官能サスペンスのジャンルになりますが、ハードな絡みもあったりしますし、お話をいただいた時の印象などはいかがだったでしょうか。

木下 『D坂の殺人事件』(15)でもハードなシーンはありましたので、それ自体はさほど気にしなかったです。それよりも今回は主演ということで、相手役が誰になるかが気になっていました。特にこういう類いの映画ですから、わがままというか自分の意見も言わせて欲しかった。まあ、言わなかったんですけど、中山来未さんは良かったですね。初対面のときは緊張してましたし、ちょっとしたリハーサルでもぎくしゃくしてましたので、こちらも最初は不安なところもあったのですが、結果的にはすごく良かったです。

―― 主人公が彼女にどんどんのめり込んでいく過程なども、すごくスリリングに描かれていたと思います。



木下 それは中山さんの能力というか、そういう性質というか、本来ああいう役だと女優さんって制限がかかったりすることがありがちなんですけど、彼女は裸になるシーンとかでも、いざ始まるとすごくのびのびしてましたし、こちらも特に気遣う必要がなかった。今、そういう女優さんって少ないんですよ。逆に言うと、当たり前のことができない人の方が多くなっている。

―― 確かにかつて、1980年代の頃とかは普通だったことが、今はさまざまな制約で映画界もがんじがらめになっています。

木下 そう、また俳優の側もそれでいいみたいな風潮になってきて、そうすると本編を見たときに「この人絶対何か制限あるんじゃないか?」っていうのがバレちゃいますね。

これは監督の演出なので、そんなはずないなって思うんですど。でも、そういった意味でも彼女は希有な、すごく独特というか、良い意味ですごいくけったいな人でしたし、だから良かったんです。

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