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2021年07月01日

「特捜9 season4」13話までのネタバレ感想:ついに村瀬と小宮山が…最終回は最高の「グッデイ!!」に!

「特捜9 season4」13話までのネタバレ感想:ついに村瀬と小宮山が…最終回は最高の「グッデイ!!」に!


第3話あらすじ&感想

第3話のあらすじ

特捜班のメンバー・村瀬健吾(津田寛治)はある朝、戸惑いを抱えながら登庁していた。なぜなら、どうしても思い出せないものが見つかったのだ。それはブドウをかたどったイヤリング。着なくなった服を整理していたところ、古いスーツのポケットから出てきたのだが、いつどこで紛れ込んだのかまったく思い出すことができなかったのだ。

通勤途中に会った浅輪直樹(井ノ原快彦)に件のイヤリングを見せて心当たりがないか聞いてみるが、まったく知らないという。そんなことを直樹と話しているうち、村瀬は刑事として未熟だった直樹が主任になるまでの成長を思い返していく事に…。また、”犬猿の仲”青柳靖(吹越満)をはじめとする特捜班メンバーにも聞くが、皆イヤリングに見覚えはないと言う。いったいこのイヤリングは何だったのか?と考えるうちに、遺留品がポケットに残っていたのではないかという疑惑にたどり着く。しかし、大事な証拠品を紛失していたとなれば懲戒処分も免れないと聞きつけた村瀬は大いに焦る。村瀬は様々な記憶を呼び起こし、イヤリングの謎に迫ろうとする!

この日、特捜班には出動要請が入らず、何もかもが穏やかに過ぎていくと思われたのだが…?

第3話の感想:村瀬が小宮山との絆を再確認した平穏な1日…のはずが…!

今回は、出動要請のない特捜班の1日を描いたストーリー。

仕事用スーツから出てきたイヤリングの出所について悩む村瀬が、これまでのことを振りかえる。「9係」時代からの、レギュラー陣の懐かしいシーンが次々出てきて、しかも村瀬がモノローグで各キャラクターのことを詳細に語ってくれるので、今シーズンから初めて見る人にはとても助かるガイド編といっていい。加納倫太郎(渡瀬恒彦)、宗方朔太郎(寺尾聡)ら歴代班長も登場したのが、シリーズを続けて見ているファンにはうれしいところでした。

あくまで村瀬の視点で振り返るので、もちろん彼の主観ありき。やはり…というか犬猿の仲の青柳に対しては、かなり悪口多めだったのがおかしかったですね。

今回は村瀬が青柳・矢沢コンビと昼ごはんに出かける意外な展開も楽しめました。青柳がサバの定食、村瀬がハムエッグ定食を注文していて、二人のキャラクターをよく表していた。そして、食後に訪れたたい焼き屋で、たい焼きを落とした子どもに自分のを譲った矢沢に、ごく当たり前のように自分のを半分こにして差し出す村瀬と青柳がよかった。ときには本気で喧嘩をして一方でおやつを分け合う、なんて素敵な大人たちのチームでしょうか。

いろいろ批判も交えてはいましたが、それでも仲間の一人一人に信頼を寄せて振り返っていた今回の村瀬。そして、同僚たちの中で、唯一彼にとって「言葉にできない」存在だったのはやはりこの人、小宮山志保でした。

長年コンビを組んで捜査をしてきて、二人の間でいろいろなこともあった村瀬と小宮山。その関係は、村瀬が語った通り「言葉にできない」もの。なので、あえてここでもこれ以上は言葉にしないでおきたいと思います。そんな二人であることを、これまで見守ってきたファンはちゃんとわかっていますよね。

そもそも、村瀬のスーツからイヤリングが出てきた…となったとき、「いや、絶対小宮山さんのでしょ?」と筆者はまず思いましたし、見ている人の多くがそう感じたのではないでしょうか。

案の定イヤリングは小宮山のもので、1日の終わりに村瀬が小宮山との絆を再確認して、「明日もまた会えるわけだし」と別れる二人。

これで一件落着、たまにはこんな回もいいよね…と思っていたのですが…そこへまさかの衝撃のラストシーン。

何者かに刺されたらしく血を出して倒れた村瀬。彼に何が起こったのか? こんなことをした犯人は誰なのか? 

次回が本当に見逃せなくなってしまった。村瀬の無事をただただ祈るばかりです。

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(c)テレビ朝日

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