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2021年07月01日

「特捜9 season4」13話までのネタバレ感想:ついに村瀬と小宮山が…最終回は最高の「グッデイ!!」に!

「特捜9 season4」13話までのネタバレ感想:ついに村瀬と小宮山が…最終回は最高の「グッデイ!!」に!


第9話あらすじ&感想

第9話あらすじ

路地裏で不動産会社の社員・脇坂芳樹(永倉大輔)の遺体が見つかった。何者かに突き飛ばされ、地面の石で後頭部を強打したものと思われたが、臨場した浅輪直樹(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)は、路地裏の壁に足跡がついているのを発見。なんと、その足跡は直樹たちの身長よりも高い位置に残されており、どうしてこんなところに足跡があるのかと、2人は首をかしげる。

その頃、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は事件の夜、脇坂と食事をしたという2人の同僚、山口早希(佐藤みゆき)と森下紀見彦(和知龍範)に事情を聴いていた。森下がこっそり明かしたところによると、脇坂と早希には交際しているというウワサがあり、事件当日も食事を終えたあと2人は一緒だったのではないかという。そんな中、脇坂が手のひらにアクセサリーの一部と思われる真珠の玉を握りしめていたことが発覚。さらに、財布は現場に残され、スマートフォンだけ持ち去られていたことから、顔見知りの女性による犯行という線が浮上する。

ところが、国木田誠二(中村梅雀)が署内のデータベースを検索した結果、意外な事実が明らかになる。1カ月ほど前、脇坂は公園で“パルクール”の練習をしていた若い男と接触してケガをしたと主張、強引に被害届を出していたのだ。さっそく直樹たちが接触事故の相手・福井翔(元木聖也)に会いに行ったところ、彼は話もろくに聞かず、飛び蹴りするふりをして新藤の背後の壁を蹴り上げ、これみよがしに宙返りを決めて去っていく。だが、壁に付着した翔の足跡を事件現場のものと照合したところ、完全に一致! 直樹たちは事情を確認するため、翔の実家である町工場を訪ねるのだが…。

一方、脇坂の周辺を調べていた小宮山志保(羽田美智子)と国木田は、脇坂が20年ほど前から関連会社に出向させられた挙句、何社も転々と異動してきた事実を知り…。

第9話の感想:新藤の成長が確認できた回 元木聖也の見事なパルクールにも注目!

9話は、待ちに待った新藤メインの回。

事件のカギとなるのはパルクール。難しいアクションを誰がどうこなすのか…と思ったのですが、ゲスト俳優がアクロバットに定評のある元木聖也さんで大いに納得しました。

元木さん演じる福井翔は、被害者の脇坂に被害届を出されていたことから事件の容疑者に。現場の高いところにパルクールの名手である彼のつけた足跡が残り、自身も脇坂を突き飛ばしたと犯行を認めます。

しかし、翔はまだいろいろ隠している…と納得いかないのが新藤。

納得いくまで捜査しようと決めた彼は、「翔以外のやつが飛んだら、別の可能性だって出てくる」と翔がつけたのと同じ場所に自身の足跡をつける挑戦=検証をスタート。

新藤の挑戦はある意味無謀ともいえるものでしたが、若い刑事らしいエネルギッシュさがとてもすがすがしかったです。実際、こうした若さと体力が必要な捜査は、特捜班では最年少の彼にしかできないことといえます。

へとへとになりつつも続けたおかげで、新藤は翔よりも高い場所に足跡をつけることに見事成功。やり遂げて上を見上げたときに目に入ってきたのは、空調の排気口でした。

この排気口の熱のせいで現場の気温が想定よりも高かったことがわかり、死亡推定時刻が訂正。犯行が行われた本当の時間に翔はアリバイがありました。

そして、死亡推定時刻に現場周辺の防犯カメラに映っていたのは翔の妹・理彩。彼女は事件当日脇坂に呼ばれて現場に行き、脇坂に乱暴されそうになって突き飛ばしたのを認めます。翔は妹の罪を被ろうとしていたのでした。

しかし、これでもまだ事件は解決しません。犯行現場で「大きな月が自分を見ていた」という理彩の言葉がひっかかった浅輪は、新藤、翔とともに再度現場を捜査。遺体があった場所から月は見えない=理彩がいたのは別の場所だと突きとめます。

結局、真犯人は翔でも理彩でもなく、脇坂の同僚・森下でした。

犯行動機は復讐。彼はかつて脇坂が担当した仕事で自殺に追い込まれた夫婦の息子で、脇坂が当時のことをまったく後悔していないと知って怒りのあまり殺害。そして、理彩に罪をなすりつけるべく、脇坂になりすまして彼女を呼び出し襲いかかったのでした。

今回、「浅輪を見て学べ」という村瀬の助言(第3話)を守って、まさに浅輪のようにまっすぐな思いで捜査を進めていった新藤。彼の刑事としての成長が確認できた回でした。「新藤亮、行きます!」と壁に立ち向かっていく姿は本当にかっこよかったです!

また、この9話の忘れてはならない見どころは、元木聖也さんのパルクール。軽やかなアクションの数々が本当に見事で見とれるしかなかったです。「おとうさんといっしょ」の“せいやくん”や「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の高尾ノエルなど、子どもに人気のおにいさん・ヒーローのイメージが強い元木さん。今回は反抗的な不良っぽさのある青年役で、また一味違う顔が見れた新鮮さもありました。

次回は、爆弾が持ち込まれたかもしれない?危険なバスツアーが舞台。バスに乗り込んだ青柳・矢沢の活躍に期待です!



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