「ネメシス」第10話 魅力解説!|最終回で見せた櫻井翔の涙……ネメシスよ永遠なれ!


第5話あらすじ&魅力徹底分析

第5話のあらすじ



エリート女子高の美術教師転落死の真相を、鮮やかに暴いてみせた【探偵事務所ネメシス】。ある日、真剣な顔でニュース番組を凝視するネメシスの名探偵?=風真尚希(櫻井翔)。TV画面にはジャーナリストの神田凪沙(真木よう子/神田水帆と2役)の姿が。天才助手の美神アンナ(広瀬すず)に、「もしかしてこういう女性が好み?」と茶化されても珍しく相手にしない風真。

その時アンナが偏愛する謎の料理店“Dr.ハオツー”の料理人=リュウ楊一(加藤諒)が浮かない顔でやって来る。社長の栗田一秋(江口洋介)にうながされリュウが話し出したのは、ざっと以下の通り。

【天狗伝説】で有名な山奥で”天狗サーモン”という鮭の養殖業を営む天久潮(渡辺哲)が、泥酔して崖から転落死する事件が起きた。週刊誌は「天狗の祟り!」とあおり、自殺をほのめかす記事を掲載するが、リュウは社長が転落死する前日に偶然会っていた。その時の社長は離れて暮らしていた3人の息子たち=長男の一魚(野間口徹)、次男の二魚(大鶴佐助)、三男の三魚(堀家一希)が家業を継ぐために戻って来たことを心底喜んでおり、自殺するはずがないという。

栗田は3人の息子のうちの1人の経歴に目をとめ、依頼を快諾。早速真相を探るべく山奥の養殖場に向かうネメシスの3人&リュウだったが、そこで彼らを待っていたのは不気味な潮の家族達だった。3人の息子に加え、潮の義弟=天久洋(渋川清彦)に、潮の後妻=郁子(ともさかりえ)…保険金、土地の利権、相続、と何かといがみ合ってばかりの家族達…全員が怪しい。

風真は失踪中のアンナの父=始(仲村トオル)の同僚の大和猛流(石黒賢)にアドバイスを仰ぎながら、順調に捜査を続けていく。そんなネメシス一行の様子をじっと観察し続けるのは……天狗!?突如、風真の命が狙われる緊迫の展開に!
一方、アンナの父の行方を求め、栗田が密かに追う菅研究所=通称・カンケンにも新たな動きが…そして、19年前の事故現場(2話)に、なぜか凪沙が現れるのだった…謎が謎を呼ぶ波乱の第5話!

第5話の魅力徹底分析:カッコ良い櫻井翔にやっと会えた!

「山奥の事件・家族全員に動機あり・天狗」というミステリーのあるある要素が盛りだくさんだった5話。今回は依頼人のリュウ楊一(加藤諒)のキャラがとにかく濃かったという印象です。

今回、風真さんはまさに絶体絶命の大ピンチに巻き込まれましたが、リュウの大活躍で九死に一生を得ました。その際にキャンピングカーの中で座り込んで「死にたくないよ~」と顔を歪ませながら喚いていたのが風真さんらしいです。さすがポンコツ探偵。

何度も言ってる気がしますが、翔くんは元の顔立ちが整っているから、よりポンコツ感が際立ちます。

今まで風真さんのことを散々ポンコツ呼ばわりしつつも、どこかでキレキレな風真さんを期待していました。

キャンピングカーの中で座り込む風真さんを見て、キレキレな推理を披露する翔くんはもう見られないと諦めていましたが、今回は一部分だけ風真さんの口から真相が語られました。

研究系にも知見がある風真さんの過去には謎が深まるばかりですが、個人的には自分の口で推理を語り、犯人をなだめるカッコ良い姿を見られて大変満足です。

“家族らしさ”に憧れるアンナに優しい視線を向けるなど、風真さんの優しい性格も見られて、ただのポンコツ探偵ではないことを再確認しました。

ネメシスの全体的な物語もようやく動き出した気がして、次回以降の展開が少しだけ楽しみです。

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(C)日本テレビ

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