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2021年10月19日

「じゃない方の彼女」第2話:怜子の誕生日を祝った、ほろ酔いの2人が向かった先は…?(※ネタバレありレビュー)

「じゃない方の彼女」第2話:怜子の誕生日を祝った、ほろ酔いの2人が向かった先は…?(※ネタバレありレビュー)



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濱田岳が主演するドラマ「じゃない方の彼女」が、2021年10月11日(月)放送スタートした。

企画、原作を秋元康が手掛ける本作は、どこにでもいる普通の人生を送ってきた"じゃない方"の男性が天然魔性な女性に翻弄されていく新感覚の不倫コメディ。道ならぬ恋にハマっていく大学教授・小谷雅也を濱田岳が、図らずとも男性を虜にする魅力を持つ女子大生・野々山怜子を山下美月(乃木坂46)が演じる。

本記事では、その第2話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

「じゃない方の彼女」第2話レビュー




食事の帰りにキスをされたことが忘れられずドギマギする雅也(濱田岳)。
そんなことお構いなしに、雅也の研究室を訪ねてくる怜子(山下美月)。食事のお礼にとクッキーを渡したり、雅也の飲みかけのコーヒーを飲んだりとやりたい放題。とんでもない学生だなということは置いておいて、とにかく慌てふためく濱田岳が、どうしようもなく愛おしくなる。先生、そんなんだと、余計怪しいですよ…(笑)。



雅也が唯一自分の状況を話しているのは、女癖が悪く、現在も絶賛不倫中だという、先輩・片桐(山崎樹範)だけ。彼の思考回路は今のところ全く理解不能だが、雅也に対して投げかけた「本人に(気持ちを)確かめる勇気もなく、かといって1人で嬉しさを留めておくこともできない。お前は卑怯な男だ」という言葉は全くもって同意である。

その言葉を受けて、怜子と距離を置き、しっかり自分の家族に向き合おうとする雅也。色々と未遂ではあるけど、気持ちが浮ついてしまっているのは事実だったから、ここで踏みとどまってくれて筆者としては一安心だった。
だが、雅也の家族でキャンプへ行きたいという思いは結局叶わないまま終わる。それどころか、妻・麗(小西真奈美)にはパパももっと広い世界で生きてほしい、なんて言われちゃう。今雅也の周囲で起きていることなんて知る由もないから仕方ないんだけど、これはこれで少し可哀想かも。



この一件がきっかけとなってか、雅也は盆栽教室の飲み会に参加することになる。会の間は怜子との間に距離があった。ちょっと前まであんなにいい雰囲気だったのに、なんだか寂しくもある。
ところが、お開きとなった途端に急接近。なんと怜子、あと1時間で20歳の誕生日を迎えるというのだ。そんなタイミングに、こんなに交友関係の広そうな子が予定もないとはちょっと意外。怜子のイメージが変わりそう。

気持ちのよい酔いも手伝ってか、雅也は怜子のためにシャンパンやクラッカーを買ってきて0時になった瞬間をお祝いする。ちょっと前のギクシャクが嘘のように、開放的で楽しそうだ。




こんな関係ならば、少しくらい許してあげてもいいのかも、と思った矢先…。飲み会をしているところをお巡りさんに注意され、2人は手を繋いでその場から逃げる。振り払うことはしなかったものの、手を繋ぐことには動揺を見せていたはずの雅也。それなのに、次の瞬間、雅也は怜子の部屋と思しき場所で半裸の状態で目を覚ます。隣には下着姿のままぐっすり眠る怜子がいた。

第2話冒頭、連絡先を交換するのは不倫か否かという問題提起がされていたが、そんなの生ぬるいくらいの状況が繰り広げられている。生徒相手にドギマギこそすれ、雅也は最後の一線だけは踏みとどまってくれると思っていたのだが、もはや未遂かどうかなんて問題じゃない局面な気がする。果たして2人は、どうなるのか!?

「じゃない方の彼女」第2話ストーリー



女子大生の怜子(山下美月)から突然、頬にキスをされたことを思い出す雅也(濱田岳)。忘れようと決心するが、意図せず、連絡先を交換することに。魅力的な怜子に戸惑う雅也だが、「自分には家族がいる」と言い聞かせ、妻・麗(小西真奈美)と娘との時間を大切にしようとするのだが…。盆栽教室で開かれた飲み会をきっかけに雅也と怜子は思わぬ形で距離を縮めてしまい…。

(文:あまのさき)


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(C)「じゃない方の彼女」製作委員会

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