インタビュー

2021年12月05日

「ゼンカイジャー」ジュラン役の浅沼晋太郎さんが“戦隊好き”におすすめするアニメとは?

「ゼンカイジャー」ジュラン役の浅沼晋太郎さんが“戦隊好き”におすすめするアニメとは?

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

先週は「TAMASHII NATION ONLINE 2021」での『仮面ライダーBLACK SUN』配信の感想を書いて終わってしまったので、今回は同企画内で配信された「SUPER TOKUSATSU TIME」の『機界戦隊ゼンカイジャー』パートと『仮面ライダーオーズ/OOO』パートについて書かせていただきたいと思います。


まずは「ゼンカイジャー」パート。

楽屋に入ってメイクルームに行くと、すでにジュラン役の浅沼晋太郎さんが。

浅沼さんとは実は今回が2回目。

むちゃくちゃ気さくな方で、前回も今回も本番前から「ゼンカイジャー」の現場の話をしてくださるんです。

たっぷりとお話していただき、ちょうどメイクも終わった頃に浅沼さんから「ちょっとこのスニーカー見てください」と。

なんと海外から輸入した「Power Ranger」のスニーカーでした。

「Power Ranger」といえば『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が世界展開された作品。

つまり、「ジュウレンジャー」の大獣神がモチーフとなっているジュランのスニーカーと言っても過言ではないのです。

そんなところにまで作品愛を行き渡らせる浅沼さんに感服いたしました。

介人役の駒木根葵汰さんとも、始まる前にお話を。

介人の口癖である「ちょあー」って最初から言ってましたっけ?と聞くと、設定上では最初からあったそうなんですが、多用するようになったのはしばらく経ってからだそう。

始まる前から濃すぎる話を聞きすぎて、既に体はぽっかぽか。

配信のスタート直後、浅沼さんがジュランver.のTシャツを着ていたことに気づく駒木根さん。

思わずクスっとしてしまうその仕草は、もはや介人そのまんま。

話は早々にアドリブの話へ。

浅沼さんはアドリブが多いというのは公式のHPに書かれていて知ってはいたんですが、どこからがアドリブなのか定かではなかったところをきっちりお話してくださりました。

一流のプロ同士の遊び。

言ったら返す、返されては言う。

それが対ほかの声優さんだったり、対スーツアクターさんだったり。

リスペクトしあってないと簡単にはできない。信頼あってこそのおふざけ。

あっという間の「ゼンカイジャー」パート。

聞きたいことの半分も聞けなかったほど盛り上がりました。

余談ですが、終わってから浅沼さんに挨拶しに行くと「篠宮さん、戦隊好きならマジェスティックプリンスというアニメがおすすめです」と言われました。

浅沼さんも声をあてられてるし、主人公の声はシンケンブルーの相葉裕樹さんが担当、さらにはゴーカイシルバーの池田純矢さんも出演されてるという超豪華メンバー。

せっかくおすすめしていただいたんで、最後まで見終わりましたらまたここで感想を書かせていただきたいと思います。


「オーズ」パートは「ゼンカイジャー」パートよりもじっくりと展開。

映司君こと渡部秀さんは変わらずかっこいいし、比奈ちゃんこと高田里穂さんはむちゃくちゃきれいになっていて、お一人ずつのパワーも当然すごいんですが、お二人が並んだ時のどこか懐かしい、グッとくる感じがたまらなかったです。

実のところを言いますと、「オーズ」パートを収録した日は東京国際映画祭よりも前。
→「東京国際映画祭」での数々の仮面ライダープログラム!「オーズ」をはじめヤバすぎの1週間を振り返る

なので、映画祭での「オーズ」新作発表の熱狂はこの時点では知る由もなく。

しかし、本番直前に出来たてほやほやの特報が送られてきて、現場にいたスタッフさんと見て沸きあがる歓喜の声。

しっかりと鳥肌を立てた後に臨めてよかったです。

高田里穂さんが話してくださった「オーズ」のLINEグループの話や、キャストでカラオケに行った話は貴重でした。

特に印象的だったのは、来年公開される『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』について、淡々と制作の経緯を語ったり作品への思いを語ったりする渡部秀さんを見て、相当な覚悟で臨まれたことが垣間見えたところ。

そんじょそこらの頑張りだけでは到底届かないところに、「オーズ」の新作は届いたんだという自信も感じることができました。

そんな想いも作品を通して、しっかりと受け止められたらなと思います。

「BLACK SUN」の配信と合わせて、濃厚な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

「ゼンカイジャー」はここからクライマックス突入なので、毎回毎回を大事に視聴し、「オーズ」は新作公開までに気持ちを高めるべく、また1話から見直して劇場に向かいたいと思います。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】

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第233回:小澤亮太の見事なアクションに山田裕貴のニクい演出も!『テン・ゴーカイジャー』と、この10年

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