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2021年12月14日

乃木坂46、ベストアルバム「Time flies」厳選名曲10選!<生田絵梨花、間もなく卒業>

乃木坂46、ベストアルバム「Time flies」厳選名曲10選!<生田絵梨花、間もなく卒業>



2021年、結成から10年の節目を迎えた乃木坂46。12月15日には10周年を記念した初のベストアルバム『Time flies』が発売される。

本作は「ぐるぐるカーテン」から「君に叱られた」までのシングル表題曲と2021年12月31日をもって卒業する生田絵梨花がセンターを務めた新曲「最後のTight Hug」、西野七瀬や生駒里奈ら卒業生も参加した「世界中の隣人よ」など、新曲や未収録音源が収録されており、これまでのグループの歴史を追体験できるまさに集大成と言えるアルバムとなっている。

そこで、本稿ではアルバムに収録されている楽曲の中から、筆者の独断で10曲をピックアップさせていただき、それぞれについて(個人的な楽曲との思い出を交えながら)魅力をご紹介していきたい。

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 1:「ぐるぐるカーテン」(2012)



ここからグループの歴史が始まった記念すべき乃木坂46のデビューシングル。当初はAKB48のライバルグループとしての位置づけがなされており、楽曲の雰囲気もそれに対抗するようにフレンチポップを取り入れ、MVも上品な私立女子校風のモダンな雰囲気で描かれている。

スカートの裾をひらひらと揺らしたり、両手を交互に上げ下げしたりと、決して派手ではないが、繊細で優雅な振り付けが印象的。「清楚」なイメージはこの楽曲からスタートした。今あらためてMVを見返して見ると、あどけないメンバーの姿に微笑ましい気持ちになると同時に、オリジナルメンバーのほとんどが卒業している現実に驚愕させられる。

他シングルと比べてもドラマティックな展開がない王道ポップスといった感じなので、印象として薄くなってしまうのは仕方ないが、ライブで披露されると当時の思い出と重なって胸が熱くなる楽曲だ。

2:「制服のマネキン」(2012)



1stシングルから3rdシングルまでの楽曲の雰囲気から大きく変わったのが4thシングルの同曲。

作曲に今では乃木坂46でお馴染みの杉山勝彦を迎え、90年代っぽいEDMサウンドを取り入れたことで、これまでとは全く異なるアプローチをしてみせたのがグループにとっては新しく映った。

「恋をするのはいけないことか?」という問いかけや「大人に邪魔をさせない」といった強烈なメッセージ性を持った歌詞に説得力をもたせるように、鋭い眼差しを見せるセンターの生駒里奈が尊い。ライブで披露されると会場の雰囲気をガラッと変えてしまうキラーソングだ。

3:「ガールズルール」(2013)



乃木坂46には素晴らしい夏曲がたくさんあるけれども、個人的に最も夏を感じるのはやっぱりこの曲。これを聴くと夏が来たなと思わずにはいられない。

センターが生駒里奈から白石麻衣へと変わり、グループが大きく舵を切ったタイミングで、これからどうなっていくのかワクワクしたことが思い出される。

白石がセンターになったことで明るく華やかな楽曲となっていて、サビを迎えると言うまでもなくボルテージは最高潮に。毎年のように開催されている「真夏の全国ツアー」で最高に盛り上がる楽曲といえばこれ!

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