アニメ

REGULAR

2021年12月20日

<鬼滅の刃・遊郭編>最終回までの全話の感想/解説まとめ【※ネタバレあり】

<鬼滅の刃・遊郭編>最終回までの全話の感想/解説まとめ【※ネタバレあり】



>>>鬼滅の刃「遊郭編」画像を全て見る(52点)

テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編が2021年12月5日(日)より放送スタート。

劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』、テレビアニメ「無限列車編」を経て、「遊郭編」が放送される。遊郭編は無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務を描く。

cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

【見逃した方へ】鬼滅の刃「遊郭編」を動画配信サービスで視聴する

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・第9話ストーリー&レビュー

・第10話ストーリー&レビュー

・第11話<最終話>ストーリー&レビュー

・鬼滅の刃「遊郭編」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話「音柱・宇髄天元」ストーリー



>>>鬼滅の刃「遊郭編」キービジュアルや画像を全て見る

無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務を描く遊郭編。
鬼殺隊最高位の剣士《柱》の一人、音柱の宇髄天元とともに炭治郎たちが向かうのは、鬼の棲む遊郭。

第1話「音柱・宇髄天元」レビュー



さあ、今週からは気持ちも新たに遊郭編! と思いきや、煉獄さんVS猗窩座戦の回想から始まった。鎹鴉(かすがいがらす)が煉獄さんの弟・千寿郎に訃報を告げるシーン、引きでセリフがないのに悲しみが伝わってきてつらい。

うおおおい! 煉獄さんは大好きだけど、7話かけてじっくり別れを味わったんだからもう前に進ませてくれ……とちょっと思ってしまった。

だが、無限列車編に入らなかった煉獄家訪問まで丁寧に描いていてとてもよかった。実質煉獄家訪問までがメイン、遊郭編のはじまりが少し、といった配分だった。

煉獄さん死後の炭治郎・善逸・伊之助の様子も丁寧に描かれていた。善逸のモノローグ、よかった。無限列車編では善逸だけが煉獄さんと一緒に行動する機会が少なく、最期にも立ち会わなかったため、ショックの大きい二人を気遣う第三者的な視点で語られる。

「どんな強そうな人だって、苦しいことや悲しいことがあるんだよな。だけどずーっと蹲ってたって仕方ないから、傷ついた心を叩いて叩いて立ち上がる。煉獄さんもきっとそういう人だったはず、そういう音の人だった。ちょっと風変わりだったけど、強くて優しい音だった」

善逸ならではの音に対する感じ方と優しさが伝わってくるモノローグだ。普段ギャーギャーうるさいけどいろんな人の気持ちをおもんぱかれるところ、いいなぁ。無限列車の戦いの後、3人がおぶられて運ばれるシーンはつらい。

炭治郎にどんなふうに声をかけるか迷った末、笑顔で話しかけようとした善逸、健気だったのに炭治郎が姿を消したことにパニックを起こした女の子の頭突きをくらって不憫。

傷が完治していないにも関わらず、蝶屋敷を抜け出した炭治郎。たどり着いた先は煉獄家だった。煉獄さんのことを悪く言い、炭治郎の耳飾りを見た途端殴りかかってくる煉獄父、無茶苦茶である。酒浸りしていても元柱、強い。炭治郎の顔色が悪いことに気づいていた千寿郎は止めるが、今度は千寿郎が殴られる。煉獄さんを悪く言われ、千寿郎を殴られてキレた炭治郎。煉獄父に頭突きしてしまう(まあやると思ったよね)。



千寿郎くんと炭治郎の会話のシーンがよかった。力及ばず煉獄さんを死なせてしまったと謝る炭治郎に泣きながら「気にしないでください。兄もきっと、そう言ってましたよね」と言う千寿郎の言葉、通じ合っていた兄弟だったんだな……と思った。泣いてしまう。

千寿郎は千寿郎で、剣士になれなかった自分を悔やんでいたようだ。日輪刀を持っても刀身の色が変わらなかった、剣をある程度極めないと色が変わらないが、いくら稽古をつけてもらっても駄目だったのだという。煉獄さんの「自分の心のまま正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい」という言葉はそんな彼に向けていたのだ。

「炎柱の長い歴史に傷がつくけど、兄はきっと許してくれる」と言いながら思い出していた煉獄さんの笑顔が本当に優しくて、もう泣いてしまう。2週連続で煉獄さんの笑顔に泣かされているが、瑠火さんに向けたのとはまた違ってもう。

炭治郎が帰った後も千寿郎に邪険にあたる父。どうせ杏寿郎の最後の言葉は恨み言に決まっている、という父に「体を大切にして欲しい。兄上が父上へ遺した言葉はそれだけです」とだけ伝えて去る。煉獄父、口では憎まれ口を叩いているが、酒をあおろうとすると飲めない。身体を大切にして欲しいと言われたからだ。在りし日の杏寿郎を思い出して縁側で嗚咽するシーン、いちばん泣いちゃう。



徐々に傷も治り立ち直り、鍛錬を重ねる炭治郎たち。煉獄さんの死を経て、それぞれが成長した様子。そんな折、アオイたちが大男にさらわれそうになっていた。男は音柱の宇髄天元。炭治郎の頭突きを避けるの、さすが元忍。自分たちが代わりに行くといった炭治郎・善逸・伊之助。

ここでやっと流れたオープニング曲とインスト曲、かっこよかった……!
善逸のかっこいいシーンがことごとくひどい化粧バージョンなのが面白いけども……! 宇髄さんかっこいいなぁ、活躍が見られるのが楽しみだ。

※この記事は、鬼滅の刃「遊郭編」の各話を1つにまとめたものです。

→元記事はこちら

→目次へ戻る


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

RANKING

SPONSORD

PICK UP!