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2021年12月18日

藤原竜也×松山ケンイチ&神木隆之介『ノイズ』豪華俳優陣のキャスティング秘話

藤原竜也×松山ケンイチ&神木隆之介『ノイズ』豪華俳優陣のキャスティング秘話



藤原竜也・松山ケンイチW主演の新感覚サスペンス映画『ノイズ』が2022年1月28日(金)に全国公開される。原作は「予告犯」「マンホール」がフランスでACBC賞、国内では「有害都市」が文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど、日本のみならずヨーロッパでも絶大な人気を誇る鬼才・筒井哲也が、2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載し、<鬼気迫る緊張感、衝撃のサスペンス!>と絶賛された全3巻のコミックだ。

本作の舞台、猪狩島・復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった泉圭太役を藤原竜也。そして、圭太の殺人を隠ぺいすべく死体隠しに協力する幼馴染の田辺純役には松山ケンイチ。圭太と純の幼馴染であり幼い頃からの夢だった、故郷の猪狩島にある駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官の守屋真一郎役を神木隆之介がそれぞれ演じる。



藤原竜也と松山ケンイチが『デスノート』以来、約15年振りに本格的な再競演を果たすことで大きな話題を呼んでいる本作。しかし、『藁の楯』(2013)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』などを手掛け、本作の企画・プロデューサーでもある北島直明は、すべてのキャスティングが終わった後に「その事実に初めて気付きました」と語るほど、この二人の再びの本格共演は必然だった。

廣木隆一監督の意向を最大限汲み取りながら行われたキャスティングの条件は、“同じ熱量で芝居ができる人たち”というもの。監督の意向を受けた北島は「藤原さんと松山さんの組み合わせは誰が見ても興奮しますし、藤原さんと(芝居で)バチバチに戦ってもらう相手としては松山さん以外考えられなかった。正直このお二人の出演が叶わなかったら、一旦この企画はやめようと思っていたんです」と過去に仕事をして役者としての凄まじい力量を何度も目の当たりにしてきた藤原と、そこに真っ向から迎え撃つことが出来る役者として松山を起用したとコメント。藤原と松山の2人も久々の共演に非常に前向きで、初めての廣木組を楽しみにしていたという。

この二人と共に死体隠蔽のために行動を共にする真一郎に選ばれたのは、様々な実写映画での活躍はもちろんのこと、声優としても日本を代表する大ヒット作に幾つも名を連ねる神木隆之介。北島は「真一郎役はこの二人の芝居の圧に耐えられる人でなければ務まりませんが、これまで様々な難役を演じてこられた神木隆之介さんなら間違いないとオファーさせていただきました」と語っている。



藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介という、監督の意向を活かしつつ名前の並びだけで間違いなく面白い作品になると思わせられるこの組み合わせは、映画にとって必然だった。更に、圭太を支え続けながらも、圭太が島の英雄のように祭り上げられることに一抹の不安を覚える妻・加奈には数々の映画賞を受賞し多くの監督からのオファーが絶えない黒木華。圭太、純、真一郎をジリジリと追い詰めていく刑事・畠山には永瀬正敏。他にも伊藤歩、渡辺大知、酒向芳、迫田孝也、鶴田真由、波岡一喜、寺島進、余貴美子、柄本明といった日本映画界の第一線で活躍し続ける強者ばかりが揃うという盤石な布陣が実現した。

果たして、藤原、松山、神木は《死体》を最後まで隠しきることができるのか、そして次々と増える第2、第3の死体は一体誰のものなのか?豪華俳優陣による演技合戦の先に待受ける予想外の結末は、ぜひ劇場でご確認いただきたい。

ストーリー

絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”――過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(いずみけいた)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価され、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変する。男の名前は、小御坂睦雄(こみさかむつお)。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(たなべじゅん)、新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に、誤って小御坂を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂の足取りを追って県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然とする――。なんと小御坂は元受刑者のサイコキラーだったのだ。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして次々と増える第2、第3の死体…。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか!?凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。そして、あなたの想像を裏切る衝撃の結末が待ち受ける―。

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©筒井哲也/集英社 ©2022映画「ノイズ」製作委員会 

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