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2021年12月25日

クリント・イーストウッド『クライ・マッチョ』本編映像解禁!『グラン・トリノ』に続く新たな傑作誕生

クリント・イーストウッド『クライ・マッチョ』本編映像解禁!『グラン・トリノ』に続く新たな傑作誕生



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クリント・イーストウッド監督デビュー50周年作『クライ・マッチョ』の本編映像が解禁された。

本作でイーストウッドが演じるのは、孤独な生活を送る元ロデオマン。ある日、元雇い主から「母親とメキシコで暮らしている息子ラフォを連れ戻してくれ」と依頼を受ける。恩に報いるためにメキシコに向かったマイクは、ラフォを見つけ出しアメリカ国境へと向かう。落ちぶれたマイクと家族の愛を知らないラフォ。アメリカ国境への旅で、二人の人生が大きく変わっていく…。

今回、第34回東京国際映画祭(TIFF)の開幕作品として上映された『クライ・マッチョ』の来場者アンケートの集計がまとまり、観客の満足度が驚異の100%を記録したことがわかった。『クライ・マッチョ』をいち早く鑑賞した観客からは、「とにかく心に沁み渡り、じーんと心が温まる」、「切なくも温かく、ユーモアも忘れずに、私たちに優しく力強いメッセージを届けてくれた最高の作品」、「血の繋がりはなくても、年の差があっても、信じられる人との出会いは宝物だと感じられた」と感動の声が続出している。

また、「ラフォに向けられるマイクの力強く優しい眼差しは、まるでイーストウッドに今の私たちを心配しながら見つめられているかのように感じました」、「グラン・トリノとの車の使い方の対比に痺れました。あなたは不死身です」と、退役軍人と移民の少年の交流を描いた2008年の傑作『グラン・トリノ』(08)を引き合いに出す声も多かった。

グラン・トリノ

『グラン・トリノ』©2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『グラン・トリノ』でイーストウッドが演じた主人公ウォルトは、隣に越してきたモン族の一家を訝しがる。だが隣人として交流を続ける間に、少しずつつ心を開いていく。やがて、ウォルトは少年タオに自分の道具を貸し使い方を丁寧に教える。頑固な男が少年との交流で変化していく姿は、世界を感動で包み込んだ。

『クライ・マッチョ』では、アメリカ国境への旅の途中、マイクとラフォは寄り道した町で牧場を手伝うことになる。解禁された本編映像は、馬に乗ったことがないラフォにマイクが乗り方を優しく教える場面。馬具をつけるのに苦戦するラフォに「ちょっと待て」と声をかけると、慣れた手つきで頭絡を装着する。「今のはとても簡単だ」というマイクに、「今のが簡単なの?」ラフォは素直に驚く。再び馬具の装着に挑戦するが、腹帯を締めた拍子に馬が暴れだしてしまう。大きく前足を上げていななく馬に慌てる姿に「落ち着け」とマイクが声をかけ、優しく頭を撫でて馬を落ち着かせる。「どうやったの?」…“尊敬と憧れ”のまなざしを向けるラフォに、マイクは「一緒にやった。お前と二人で」と微笑みながら応じる。


         
人はいつでも変わることができる。『グラン・トリノ』のウォルトとタオから、『クライ・マッチョ』のマイクとラフォへ。勇気、希望、友情、そして愛…これまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが描く真の[強さ]とは…。

クリント・イーストウッド集大成にして新境地となる新たなマスターピース『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開。



ストーリー

誘拐から始まった少年との出会いが、二人の人生を大きく変えてゆく―アメリカ、テキサス。ロデオ界のスターだったマイクは落馬事故以来、数々の試練を乗り越えながら、孤独な独り暮らしをおくっていた。そんなある日、元雇い主から、別れた妻に引き取られている十代の息子ラフォをメキシコから連れ戻すという依頼を受ける。犯罪スレスレの誘拐の仕事。それでも、元雇い主に恩義があるマイクは引き受けた。男遊びに夢中な母に愛想をつかし、闘鶏用のニワトリとともにストリートで生きていたラフォはマイクとともに米国境への旅を始める。そんな彼らに迫るメキシコ警察や、ラフォの母が放った追手。先に進むべきか、留まるべきか? 少年とともに、今マイクは人生の岐路に立たされる――。

作品情報

原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」  脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』『運び屋』)、N・リチャード・ナッシュ
製作:アルバート・S・ラディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)、ティム・ムーア(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)、ジェシカ・マイヤー(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン(『コラテラル・ダメージ』)、ドワイト・ヨーカム(『ローガン・ラッキー』)、フェルナンダ・ウレホラ(『ブルー・ミラクル』)
オフィシャルサイト:crymacho-movie.jp  #クライマッチョ
※クリント・イーストウッド監督50周年記念 #ありがとうイーストウッド キャンペーンhttps://wwws.warnerbros.co.jp/crymacho-movie/anniversary_cp/ 

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