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2022年03月01日

<ファイトソング>間宮、当て馬脱却なるか?三角関係と乱立する恋の矢印から目が離せない!

<ファイトソング>間宮、当て馬脱却なるか?三角関係と乱立する恋の矢印から目が離せない!


慎吾に恋する凛が可愛すぎる件



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花枝と芦田と慎吾。この三角関係もいいけれど、言及せずにいられないのは、やはり慎吾に恋する(藤原さくら)だ。

凛と慎吾より遅れて児童養護施設「あさひ学園」に入所した花枝。
慎吾が花枝に一目惚れしてしまった様子にすぐさま気づき、自身の恋心を抑えて姉貴的存在に徹してきた凛。

……切ない。切なすぎる。慎吾も切ないけど、それ以上に切ないよ、凛。

理髪店「バーバーサッコ」で照れる気持ちを抑えながら慎吾の顔剃りをするシーン、横浜中華街で慎吾とひょんなことから至近距離になるシーン、「捉えどころのないところが魅力?」とふざける慎吾に「そうかもね」と真顔で応え見つめ合うシーンの凛が可愛すぎて、「凛、幸せになってほしい……!」と願わずにはいられない。

やっと凛の恋心に気づき始めたかもしれない慎吾に、心境の変化はあるのか。
……少し話が逸れるが、藤原さくらと菊池風磨のふっくらボリューミーな唇、めちゃめちゃ似てない?

この2つの唇が重なることは果たしてあるのか……?と、勝手にドキドキしている。

>>>【関連】藤原さくらが語る「ファイトソング」の魅力。異性として魅かれるのは慎吾?春樹?

バリキャリマネージャー・弓子の実らぬ恋もまた切ない



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芦田の才能をいち早く見出したマネージャー・弓子(栗山千明)。
「スタートライン」以降、路頭に迷う芦田を支え続けるも、その気持ちはただのビジネスライクではないということに花枝の登場によって気づかされる。

仕事一筋だからこそ、恋愛にはめっぽう奥手。自身の芦田への恋心に戸惑いながらも、「彼を守れるのは私しかいない」という親心のような気持ちに突き動かされ続ける弓子。

芦田はこの気持ちに気づきもしないし、残念ながらこれからも気づくことはなさそうである。

今後、弓子の行動に変化は現れるのだろうか。

薫、たかってると見せかけて実は……?



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芦田の元バンド仲間で、「俺が責任とるから」という芦田の言葉を鵜呑みにして芦田にたかり続ける(東啓介)。

一見図々しいヤツにも見えるが、一番芦田のことを想っているのは薫かもしれない。金がないことを言い訳に芦田に執着しながらも、苦悩し続ける芦田が壊れてしまわないように、そばで見守っているのだ。

ちゃっかりお金はせびるものの、芦田に対して至れり尽くせりな薫。
友情にしてはちょっと構ってちゃん要素がありすぎる気もするし、もしかして芦田のことを恋愛対象として好きなのかも?なんて思ったりもする。

その絆は、友情なのか恋愛なのか。これまた気になるところである。

直美とサッコの関係性にも注目



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児童養護施設「あさひ学園」の施設長で、花枝や慎吾、凛たちにとって母親的存在な直美(稲森いずみ)。

訳ありな子どもたちを抱える直美にとって、唯一弱音を吐き出せる人がいる。凛が働く理髪店「バーバーサッコ」の店長・サッコ(戸次重幸)だ。

おそらく独身同士である直美とサッコ。
父と喧嘩して出ていこうとする矢先に外国から帰ってきた直美と再会し、結局床屋を継ぐことに決めたサッコ。影で直美のことを“マドンナ”と呼ぶ様子から、どうやらサッコは昔から直美に思いを寄せているらしい。

その一方で、直美がサッコに対してどう思っているのかは、まだちょっと見えにくい。だが、「バーバーサッコ」が心の拠り所であることは間違いない。

まるで夫婦のような二人のやりとりに、「結婚しちゃえばいいのに〜」と思ってしまうのは私だけではないはず。

いい大人にもキュンは必要。直美とサッコにも、幸せになってほしい。

考察:いよいよラストラン!花枝の気持ちはどちらに傾く?



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ラブコメドラマの三角関係、だいたいはどちらかとくっつく結末が定番だが、「ファイトソング」はどうなるのだろうか。

これはあくまでも筆者の予想だが、「花枝、芦田も慎吾も選ばない」説を推したい。
たとえば、「PARKS」がもう一度ヒットして、芦田は海外に行ってしまう。そんな芦田のことを応援し続けると決意し、慎吾とは幼馴染を現状維持。……みたいな感じになるんじゃないかな。どうかな。



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間宮には当て馬から脱却してほしい気持ちもありつつ、当て馬のプリンスでいてほしい気持ちもある。複雑な感情。間宮、ごめん。

とにかく、花枝と芦田と慎吾の三角関係と、その他の乱立する恋の矢印から目が離せない……!
ドラマが終わってしまうのはドラマオタクとしてとても寂しいが、これらの恋の結末を最後まで見守りたいと思う。

(文:桐本絵梨花)

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