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2022年05月20日

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

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未解決事件に関する情報を提供する代わりに手を組もう――。取引を持ち掛けてきたキリコ(柴咲コウ)の真意を、志村(高橋一生)は測りかねていた。するとキリコは次に起こる事件を示唆し、ある動画チャンネルのライブ配信をチェックするよう伝える。その映像を見た捜査一課課長の犬飼(原田泰造)らは驚く。観光PRを頼まれたという大学生キャンパーたちが掘っていた地中から、大量の人骨が出てきたのだ。

遺体は6人の若い男女。キリコによると、殺したのは少年少女を食い物にする“調教師”と呼ばれるクリミナルズだという。ライブ配信をした大学生たちを署に呼んで事情を聞いていると、人権派の弁護士・智寿子(久本雅美)が駆け付け、彼らの弁護を担当すると申し出る。

一方、志村は犬飼の指示でキリコを留置場からVIP待遇の特別施設“民宿”に移送。2人の関係を怪しむ監察官の猿渡(桐谷健太)は志村に呼び出しをかけるが、志村は“調教師”に関わる重要な情報をキリコから聞き出していて・・・。


第2話のレビュー

刑事と、犯罪コーディネーター。交わるはずのない人たちが交わり、何が生まれるのか。

「あなたになら話してもいい」と刑事・志村(高橋一生)に告げた犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウ)。未解決事件の犯人を捕まえられ、それは警察にとっても大きなメリットになる。警察はキリコと取引を行うことを決める。キリコは志村にしか話さないと言っているのだから、もちろん志村が担当することになる。

今回、ターゲットとなったのは「調教師」と呼ばれるクリミナルズ。
キリコに指示された動画チャンネルのライブ配信をチェックすると、観光PRを任されたという大学生キャンパーたちが掘り起こした場所から、6人分の人骨が出てきた。
調教師は、行き場のない未成年を訓練し、殺し屋に仕立て上げている。しかし、万が一、警察に勘づかれそうになったらその未成年たちを殺す……。

動画配信をしていた大学生たちの事情聴取に現れた人権派の弁護士・智寿子(久本雅美)がどう見ても怪しい。
志村は調教師のアジトに踏み込むも、一歩遅く取り逃す。そのあと、少年少女たちを取りまとめていた女性が死体で見つかる。殺された女性は智寿子の娘だった。娘まで殺すのか? と思うが、クリミナルズなので……。

そこでキリコが取った行動は、自分をおとりにして調教師を捕まえるというものだった。まんまと調教師はそのワナにハマり……。

調教師はキリコの手首にあるタトゥーを見ると顔色を変える。調教師たちはキリコを殺そうと躍起になるが、志村の機転によって窮地を脱する。志村、ずっと目がギラギラ、というか瞳孔が開いている感じ……。というか、常に追い詰められているような危機感がひしひしと伝わってくる。志村は、後輩を殺した犯人を捕まえるまでは死ねないのだ。

調教師を確保したあと、ふたりになったところで志村はキリコに「目の前で死なれたら気分が悪い」と言う。今回のキリコは自ら危険に飛び込むようなことをしていた。志村はキリコを必死で守ったが、それはキリコを、というよりは、自分のためでもあったのかもしれない。自分の目の前で誰かが死ぬところをもう見たくないのだ。
そんな志村に対して、キリコが返したのは「あなたの前では死んだりしない」。キリコをかばって志村が死ぬのも、志村をかばってキリコが死ぬのもナシにしてほしい。ふたりとも生きて最終回を迎えてほしい……まだ2話だというのにそんなことを考えてしまう。

そして、気になるのは志村とキリコの関係を疑う猿渡(桐谷健太)だ。志村を呼び出し、どうにか詳しい事情を聞こうとする。キリコに「どうしてそんなに志村に執着するのか」と聞いていたが、猿渡の真意は?

さらに、ラストは死体のそばで、凶器と思われるナイフを手にした状態で気を失っていた志村。
志村の手首に手錠がかけられたが、3話は志村が容疑者という立場でスタートになりそうだ。
が、志村が逮捕されて犬飼課長(原田泰造)が頭を抱える姿が想像できる……。


※この記事は「インビジブル」の各話を1つにまとめたものです。

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