特撮向上委員会
涙、涙の『機界戦隊ゼンカイジャー』のファイナルライブツアーの感動を語る
涙、涙の『機界戦隊ゼンカイジャー』のファイナルライブツアーの感動を語る
■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会
『機界戦隊ゼンカイジャー』のファイナルライブツアーが、ついに先週完走。
いい時代になりました。
当日仕事でも、遠くに住んでいても、配信で見ることができる環境。
もちろん現場で見たいのは山々ですが、こうして自宅にいながら、せめてもの会場の雰囲気を感じることが出来るのはとてもありがたいです。
大千穐楽の大阪公演を見たんですがもう最高。
画面越しでこんなに感動しちゃってるのに、現場にいたお客さんは一体どうなってしまってたんでしょうか。
大阪公演は、東京公演と同じく2日で6公演の超ハードスケジュール。
駒木根葵汰さんの声も枯れてて当然。
それだけ、どの公演にも全力全開で臨まれていたという証拠。
サプライズでなんと、スーツアクターさんらや中澤祥次郎監督が登場し、泣き崩れるキャストさん達。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の撮影の合間を縫って、わざわざ大阪まで行かれるなんて。
座長の駒木根さんが、ファンだけではなく現場でもものすごく愛されていたことがわかる公演。
もう、ただただ泣きながら抱きあってる姿でも見れる見れる。
そこにはもう言葉なんかいらなくて、1年間、そしてライブツアーを駆け抜けた達成感があふれかえっていました。
そして、すでに帰京されたかと思われていたヤッちゃんこと榊原郁恵さんの登場。
なんなんだこの怒涛の流れは。
すごすぎる。
そこからヤッちゃんがキャスト一人一人にメッセージを贈っていくんですが、これがまた泣ける。
人のよさがこんなにも滲み出る人っていないよなぁとか思いつつ、だからこそずっと芸能界で活躍されてるんだなと再確認。
そしてこの世界が人一倍厳しいことを熟知されてるからこそ、これからの俳優人生の指針になる言葉を、世古口凌さん、森日菜美さん、増子敦貴さん、そして駒木根さんへと、郁恵さん節で丁寧に伝えていく。
まるで母親のように、そして先生のように。
番組が終わったときにも書きましたが、もう一回あらためて書くと、やはり榊原郁恵さんがいなければ、きっと「ゼンカイジャー」はまた全然違う作品になっていたであろうということ。
演技面でも精神面でも駒木根さん達を支えていたということは、駒木根さん達の表情を見れば一目瞭然。
このライブでの郁恵さんや駒木根さん達、そして浅沼さん方声優さん達、皆さんすごくて最高だったんですが、スーツアクターさんや郁恵さんが出てきたシーンにおいての松本寛也さんが、素晴らしかった。
松本寛也さんはスーパー戦隊親善大使としてMCを務められ、キャストさん達の先輩、兄貴としても立ち回り、しかもショーにも登場したりと大忙し。
その松本さん、このサプライズのシーンではきっちりと息を潜めています。
アーカイブを見てもらえば確認できると思うんですが、上手の舞台ギリギリ、照明も当たらないところで見守っています。
一緒に感動されてた可能性もありますが、きっと冷静に会場の空気を壊さないよう、しかしMCとして何かが滞ってしまった場合に対処できる準備をしながら、じっと見ている、そういう風に見えました。
出演者のようで出演者ではない、当然お客さんでもない特殊な立ち位置のMCという役割。
舞台上が感動で盛り上がれば盛り上がるほど、ご自身の役割を果たせるよう、気持ちをなるべく持っていかれないようにされていたのではないか、勝手にそう思いました。
松本寛也さんお疲れ様でした。
ショーのクオリティも無茶苦茶高かったです。
「ゼンカイジャー」のOPを替え歌したトジテンド王朝版とか最高。
『激走戦隊カーレンジャー』のゾクレンジャーばりの替え歌。
ボッコワウス様ならではの客いじり。
本編ではまだ見ぬ、ドンブラザーズの名乗り。
ジュランの「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃー」名乗り。
増子さんと世古口さんの異常に高い歌唱力。
浅沼さんのかっこいいスーツ姿。
などなど見どころがたくさん。
アーカイブは今晩まで見れるので、あと何回か確認させていただきます。
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— 機界戦隊ゼンカイジャー ファイナルライブツアー2022 (@SuperSentai_FLT) June 2, 2022
⚙???⛏?☠️✝??#ゼンカイジャーFLT
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?大阪SP公演?https://t.co/ycC8t9T7Xm
配信チケット6/5まで購入可能‼️#ゼンカイジャー だからなし得た奇跡のシーンをようやくチラ見せ‼️
裏では優しいアニキな #松本寛也 さん、板の上でもカッコよすぎます?
フルバージョンは配信からどうぞ?✨ pic.twitter.com/EP0MVHE7GC
(文:篠宮暁)
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