岩田剛典×高畑充希『植物図鑑』、映画を見て拾ってほしい温かい愛の心

 (C)2016「植物図鑑」製作委員会

本日10月5日より『パフェクトワールド 君といる奇跡』が公開となりました。

インテリアコーディネーターのヒロイン(杉咲花)が、事故で車いす生活となった初恋の相手と再会することから始まる純愛を描いたこの作品、主演の岩田剛典をはじめ、2016年度の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』制作チームが多数参加して作られた珠玉のラブストーリーであります。

というわけで、公開を記念して今回は『植物図鑑』をご紹介!

人生スランプ気味のOLと
子犬のような青年との純愛

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のドラマは、仕事もプライベートもなかなか上手くいかない23歳のOLさやか(高畑允希)が、ある寒い夜にアパートの前でおなかをすかせて動けなくなっている青年・樹(岩田剛典)に遭遇したことから始まります。

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 噛みません、しつけのできた良い子です」

たまたま酔っぱらっていたさやかは、そう語りかけた樹を、気がつくとまるで子犬を拾うように樹を家に上げていました。

そして翌日、さやかが目を覚ますと、食卓には樹のつくった朝食が……。

かくしてさやかと樹は、半年間という期間限定で同居生活をはじめることになりました。

一応、家事全般は樹の担当。

そして彼はなぜか妙に野草に詳しく、休日には土手や河原で野草狩りをし、それで美味しい料理を作ったりもします。

やがてさやかは樹にどんどん惹かれていくのですが、ちょうど半年経って、彼は……。

有川浩のミリオンセラー恋愛小説を原作にした『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は、都会の片隅で出会った男女が、道草をしながらもお互いの想いを育んでいく姿をピュアに捉えたラブストーリーです。

監督は多くのバラエティやドラマ、『トリハダ―劇場版』(12)『のぞきめ』(16)などの映画を手掛けてきた三木康一郎。本作が認められ『覆面系ノイズ』(17)や『リベンジgirl』(17)といった話題作を立て続けに監督。最新作の有川浩原作『旅猫リポート』も10月26日より公開となります。

 (C)2016「植物図鑑」製作委員会

主演のふたりがもたらす
初々しくもピュアな温かさ

主演の岩田剛典はご承知のように、三代目Soul Brothersのパフォーマーとして2010年にデビュー祖、14年にEXILE新パフォーマーとして加入し、以後映画やドラマにも出演。本作は彼にとって初主演映画となりましたが、これで第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞&話題賞、そして第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞しています。

高畑充希は中学在学中の2005年に芸能界デビュー。07年から12年までミュージカル『ピーターパン』で8代目ピーターパン役を務め、本作で第40回日本アカデミー賞新人賞、第26回日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。16年にはNHK朝のテレビ小説『とと姉ちゃん』ヒロインにも抜擢され、最新映画『旅猫リポート』では再び三木康一郎監督とタッグを組んでいます。

本作の最大の魅力は、こうしたふたりの初々しさが役柄の初々しさと巧みに呼応しあって、透明感あふれるピュアな情緒が醸し出されていることにあるでしょう。

「雑草という草はない。草にはすべての名前があります」

かつて昭和天皇がおっしゃった名言を座右の銘のごとく口にする樹の真の姿とは?

また、それをさやかは受け入れることはできるのか?

すべてが純粋で温かい想いによって拾われ、なにがしかの感動をもたらしてくれる『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、ぜひあなたも“何か”温かいものを拾ってみてください。

[2018年10月5日現在、配信中のサービス]
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(文:増當竜也)

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ライタープロフィール

増當竜也

増當竜也

増當竜也 Tatsuya Masutou 鹿児島県出身。映画文筆。 朝日ソノラマ『宇宙船』『獅子王』、キネマ旬報社『キネマ旬報』編集部を経て、フリーの映画文筆業に就く。 取材書に『十五人の黒澤明』(ぴあ刊)、『特撮映画美術監督・井上泰幸』(キネマ旬報社刊)など。 編集書に『40/300 その画、音、人』(佐藤勝・著)『神(ゴジラ)を放った男/映画製作者・田中友幸』(田中文雄・著)『日記』(中井貴一・著)『日記2』(中井貴一・著)『キネ旬ムック/竹中直人の小宇宙』『同/忠臣蔵映画の世界』『同/戦争映画大作戦』(以上、キネマ旬報社刊) その他、パンフレットやBD&DVDライナーノートへの寄稿、取材など多数。 ノヴェライズ執筆に『狐怪談』『君に捧げる初恋』『4400』サードシーズン(以上、竹書房刊) 現在『キネマ旬報』誌に国産アニメーション映画新作すべてのレビューをめざす『戯画日誌』、『衛星劇場プログラムガイド』誌に、毎月オンエアされる松竹映画名作群の見どころなどを紹介する『シネマde温故知新』を連載中。

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