浅野忠信、長谷井宏紀監督へ「どんどん撮って下さい」

映画監督で写真家の長谷井宏紀がメガホンをとる映画『ブランカとギター弾き』(原題:BLANKA)が、2017年夏に公開される。

映画『ブランカとギター弾き』2017年夏公開


“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカ(サイデル・ガブテロ)は、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた――

ブランカとギター弾き



映画『ブランカとギター弾き』は、“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女・ブランカと盲目のギター弾きとの旅を描くロードムービー。ヴェネツィア映画祭の新人育成プロジェクトであるヴェネツィア・ビエンナーレから、本作で長編デビューとなる長谷井宏紀監督が日本人として初めて出資を得て製作された作品。

孤児の少女・ブランカを演じるのは、YouTubeの歌姫として人気を集め、本作で演技に初挑戦するサイデル・ガブテロ。そして本作は、ほとんどの出演者が路上でキャスティングしたという、異例の方式をとっている。

本作は、第72回ヴェネツィア国際映画祭にてマジックランタン賞、ジャーナリストから贈られるソッリーゾ・ディベルソ賞ほか、各国の映画祭で主要な賞を受賞し、話題をあつめている。

日本公開決定を受け、長谷井宏紀監督、映画監督のエミール・クストリッツァ、長谷井宏紀監督と親交のある浅野忠信からの応援コメントがシネマズに到着した。

長谷井宏紀監督


ブランカとギター弾き 長谷井宏紀



映画に国境なんてない。僕らはいつかは誰もが子供だった。そしていつの日か大人になった。僕が子供だった頃、どうして戦争なんかがあるんだろうと不思議に思っていたけれど、それから数十年経った今も、何ら変わらない。僕は子供だった頃の世界を感じる純粋な思いを捨てたくないし大人になって見つけたこともある。路上に生きる子供の視点を借りて、力強く生きる子供達と楽しんで作ったこの小さな映画を、今回日本の皆さんに観て貰える機会を頂けたのは、とても嬉しいです。

エミール・クストリッツァ


強く心に響き、私を幸せにした。なんて美しい映画だろう!

浅野忠信


(本作について)
ブランカという少女の辿り着いた一つの愛の形に涙が止まらなかった。

(長谷井宏紀について)
長編映画デビューおめでとう!沢山の面白い話を聞いているので、早く皆さんに見てもらってどんどん撮って下さい!




映画『ブランカとギター弾き』は2017年夏、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開。

(C) 2015-ALL Rights Reserved Dorje Film

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