映画『犬猿』と兄弟や姉妹にまつわることわざ大特集!

(C)2018「犬猿」製作委員会

鬼才・田恵輔監督のオリジナル最新作『犬猿』の公開が、いよいよ本日2018年2月10日(土)に公開となる。

犬と猿は、仲の悪いものの代名詞とされていることから付けられた、非常に仲が悪いことを例えた「犬猿の仲」。ことわざから引用された『犬猿』は、ある兄弟、姉妹の犬猿の仲を描いた作品だが、兄弟や姉妹にまつわることわざや故事も多い。そこで、今回はことわざと『犬猿』に登場するエピソードから、古くから伝わることわざや故事が正しいかを読み解いていく。

1:兄弟は他人の始まり

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「血を分けた兄弟であっても、成長して独立するにつれ、次第に疎遠になって他人のようになっていく」

物語は、印刷会社に勤める真面目な弟(窪田正孝)の元に、刑務所から戻った凶暴でやくざな兄(新井浩文)が訪ねて来るところから始まる。明らかに会いたくなかった弟は、「他人の始まり」よりも「他人になりたい」といったところだろうか。

2:兄の物は猫の椀まで

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「何から何まで兄の物である。兄にはとにかく権力があり、全ての財産は兄に渡るという意味。」

弟の部屋に転がり込んで、まるで自分の家のようにふるまう兄。さらに、お金の工面までお願いする始末。しかし、懐が暖かい時は、弟に車をプレゼントしようとする一面も。

3:兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ

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※読み方「けいてきかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ」
「普段は喧嘩ばかりしている兄弟も、外部から侮辱を受けると協力してこれを防ぐということ。「牆」は垣根、「鬩ぐ」は争うという意味。」

兄弟の他に、見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉(江上敬子)と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹(筧美和子)が登場。似たような境遇から、弟と妹が仲良くなり、それぞれの兄、姉の不平不満を愚痴りだすが、相手に自分の兄、姉がディスられると、「そんなことはない!」と、自分では愚痴っていたのに、急に守りだす。まさに「兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ」。

4ー1:兄弟喧嘩は鴨の味

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「どんな大喧嘩をしても血のつながりは切れない」

兄弟、姉妹共に、喧嘩はヒートアップして、ついに感情が爆発してしまう。果たして、結末は、「兄弟喧嘩は鴨の味がする」「兄弟喧嘩は二の膳より御馳走」となるのか?それは、是非、ご自身の目でお確かめを。

4−2兄弟喧嘩は二の膳より御馳走

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「喧嘩をすることによって、ますます濃く深くなっていく」

※4ー1と同一のエピソード
兄弟、姉妹共に、喧嘩はヒートアップして、ついに感情が爆発してしまう。果たして、結末は、「兄弟喧嘩は鴨の味がする」「兄弟喧嘩は二の膳より御馳走」となるのか?それは、是非、ご自身の目でお確かめを。

ストーリー概要

印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。

見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この二組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。

それぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。

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