『たちあがる女』北欧出身の実力派女優に大注目!“たちあがる”女性は強くてカッコイイ

処女長編作『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾り、アキ・カウリスマキやロイ・アンダーソンの後に続く、北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の最新作『たちあがる女』が、3月9日(土)より公開される。

多くの人々の幸せの為に戦う女性ヒーロー

今、『キャプテン・マーベル』や『ビリーブ 未来への大逆転』など、女性ヒーローが社会に立ち向かう姿を描いた作品が続々公開されている。自分だけでなく多くの人々の幸せの為に戦う彼女たちの姿は、男女問わず共感されるだろう。

本作「たちあがる女」では、コーラスの講師と環境活動家、二つの顔を持つ主人公ハットラのアクティブで信念を持った姿が印象的だ。彼女は一見、北欧の田舎町に住む中年女性だが、実は地球を守る使命と仕事を両立させつつ、養子を受け入れて母親にもなろうとするスーパーヒーロー。美しいアイスランドを守るため、自ら攻撃を仕掛け、企業や政府と戦うのだ。ドローンに衛星、赤外線……企業のあらゆる攻撃に屈する事なく、彼女は氷河に覆われた広大な大地を颯爽と走り抜けていく。

実力派女優ハルドラ・ゲイルハルズドッティルに注目!

ハットラを演じたのは、アイスランド出身の実力派女優のハルドラ・ゲイルハルズドッティル。極寒の中、髪を乱しながら全力疾走し、泥にまみれて川を渡り、さらに双子の姉の一人二役を演じ分けるという体当たりの大熱演で各国の映画祭から高い評価と喝采を受けた。

ハルドラはアイスランドで最も愛される役者の一人で、ミュージシャン、舞台演出家、テレビ、映画と多方面で活躍しており、ベネディクト・エルリングソン監督とは長年の親交を持っている。彼女は、海外メディアのインタビューで、「ハットラは、一生に一度の大役だったわ」と答える。アイスランドは男女平等格差ランキングで格差がない国として10年連続1位であり続けている。

しかし、ハルドラは言う。「私たちの前の世代の女性たちが頑張ってくれたから、私たちの世代は戦う必要はないと思っていたけど、それは間違いだった。30歳の時に初めて業界の男女差に気がついてショックだった。同じ学校に行って、同じような経験をしているのに支払われる金額は違った。女性蔑視は終わっていなかった。だから、#metooキャンペーンは面白いと思った。“根付いてしまった文化”というものが、見えない敵だということを知ったのよ」と。

現在、ハリウッドをはじめとする映画業界では、男女平等を求める声が急速に広がっている。「たちあがる女」は、このテーマに意欲的に取り組み、我々に強いメッセージを投げかけてくる。つまり「幸せを手に入れるためには、行動を起こすしかない」のだと。ハリウッド女優のジョディ・フォスターは本作に感銘を受け、彼女自身の監督・主演によるリメイク映画化を決意、今まさに企画が進行している。

ストーリー

風光明媚なアイスランドの田舎町に住むハットラは、セミプロ合唱団の講師。彼女は周囲に知られざる、もう一つの顔を持っていた。謎の環境活動家〝山女〟として、密かに地元のアルミニウム工場に対して、孤独な闘いを繰り広げていたのだ。そんなある日、彼女の元に予期せぬ知らせが届く。長年の願いだった養子を迎える申請がついに受け入れられたのだ。母親になるという夢の実現のため、ハットラはアルミニウム工場との決着をつけるべく、最終決戦の準備に取り掛かる――。

公開情報

『たちあがる女』
3月9日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督・脚本:ベネディクト・エルリングソン『馬々と人間たち』
出演:ハルドラ・ゲイルハルズドッティル、ヨハン・シグルズアルソン、ヨルンドゥル・ラグナルソン、マルガリータ・ヒルスカ
2018年 / アイスランド・フランス・ウクライナ合作 / アイスランド語 / 101分 / カラー / 5.1ch /英題:Woman at War / G / 日本語字幕:岩辺いずみ
後援:駐日アイスランド大使館
公式HP:http://www.transformer.co.jp/m/tachiagaru/
ツイッター:@Tachiagaru_JP
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