映画『クリーピー 偽りの隣人』ジャパンプレミアで西島秀俊ほかキャストがレッドカーペットに登場!

映画『クリーピー 偽りの隣人』ジャパンプレミア舞台挨拶

海外9カ国での上映のほか7つの映画祭出品も決定

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800人の当選者だけが参加できるジャパンプレミア上映会では、上映前に舞台挨拶が開催され、それぞれから挨拶があったのち、トークセッションが行われました。

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日本での公開に先駆けて海外上映があったことから、待ちに待った国内での上映を喜ぶコメントをする西島さんに対して、妻役と紹介された竹内さんが「夫婦役ということで、とても嬉しいです!」とガッツポーズを取る一幕も。
西島さんも「僕も嬉しいですよ」と息ピッタリの掛け合いを見せていました。

また、フランス、イギリスをはじめとする海外9カ国での上映と、ベルリン国際映画祭、香港国際映画祭に続く7つの映画祭への出品も発表され、海外での上映に関してコメントを求められた黒沢監督は、歓声、拍手、笑い、悲鳴、こんなに反応があるんだ、という驚きがあったと話します。

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これまでの映画祭を踏まえて、海外での盛り上がりを尋ねられた西島さんが「舞台挨拶で僕や竹内さんが登場すると、歓声や拍手で迎えてくれたんですが、香川さんが出てきた瞬間に大笑いが起きましたね」と話すと、「私が出てきたら笑うところですから」と香川さん。
香川さんの奇妙な隣人という役柄からは想像がつかない展開ですが、西島さんいわくユーモラスなお芝居が見られるシーンもあるそう。西島さんは「でも、(ベテラン刑事・谷本役の)笹野さんが一番笑いをかっさらっていました」と続けていました。

撮影中の思い出・印象的なエピソード

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若手メンバーとは初めての共演だったという西島さんは刑事役の東出さんとのエピソードを披露。「緊張しつつ、暗い雰囲気の東出くんに話しかけたら、普通に話してくれたんですけど、その後またどよ~んとしてて、大丈夫かな?って(笑)。後でわかったんですけど、役作りでそうしていたらしく、こっちこそごめん!本当ごめん!ってなりました」と明かします。
それに対して東出さんは「憧れの黒沢監督の作品に出るために、いつものデレっとした東出じゃまずいと思ったんです。先輩の皆さんには本当に申し訳ないと思ったんですが…」と謝り、「西島さん、優しかったです」と話していました。

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一方、竹内さんは「あんなことやこんなことをして、すごく楽しかった。今までやったことがないことをやらせてくれて、監督ありがとうございます!」とハイテンション。「(何をしたか)言ったらネタバレになっちゃう!」と言いつつ、思わず話し続けてしまいそうな竹内さんに、西島さんは「もうダメです!」と手振りつきでストップ!

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「すごくセリフが長いシーンがあって、それに集中していました。あと、すごく暑かった。蚊が飛んでたりしてて…。なんだろう。印象的な出来事はあまりないです。すみません!」と話した川口さんに、「(出演者との)共演シーンが少なかったもんね」と竹内さんがフォローに入ろうとしますが、あれは?これは?ネタバレ?と探り探りの状態になるキャストたちの姿から、和気あいあいとした現場の雰囲気まで伝わってくるようでした。

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東出さんが「黒沢作品に出てた二人と共演できて嬉しかったです。香川さんは0.5秒くらいの緻密なところを監督と相談しながら演技していてすごいなと思いました」と話すと、「僕とは一言も喋ってくれなくて…(笑)。そう思ってくれてたら嬉しいです」と香川さん。

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ちなみに香川さんは、西島さんと竹内さんが演じる夫婦の飼い犬がとても大きくて、並んで車に乗るシーンで自分より座高の高い犬から肩を組まれた事が印象的だったそう。
「(その犬が、スターウォーズに登場する)チューバッカにしか見えなかったですね。0.5秒の動きを計算してるというけど、犬に肩を組まれる男ですよ」と笑いを誘います。

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監督は「内容はなかなかハード。撮影中は暗澹たる感じで、暗い雰囲気なのに、カットがかかるや否や、西島さんと竹内さんと香川さんが楽しそうに会話していて、どんな話をしているのか気になってしょうがない。そう思って逆を見ると、影のように東出くんが立ってて、それはそれで気になるし。役者たちが気になってしかたなかったですね」と現場での様子を話していました。

隣人だったら嬉しい『クリーピー』出演者は?

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隣人がキーパーソンとなる今作にちなんで「隣人だったら嬉しいキャスト」というテーマもありました。

西島さんが「竹内さんかなぁ」というと会場からは「きゃー!」と黄色い悲鳴が。香川さんは「(悲鳴は)どっちの意味なの?いいの?ダメなの?」と会場に問いかけていました。
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ちなみに西島さんが竹内さんを選んだ理由は「差し入れをいっぱいくれそう」とのことで、竹内さんは「うちのお菓子箱漁りに来ますか?」とノリノリ。
また西島さんは「竹内さんが珍しく専業主婦役なんです」と話し、隣人だったらご飯とかを作ってくれそうという話になると、竹内さんは「おうちでラ王食べたらいいじゃないですか」と西島さんの出演しているCMにかけてツッコみます。
「あのCMでは未だに食べられてないんです。食べられない役なんです」とタジタジの西島さんでした。

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そんな竹内さんは「春奈ちゃんがいいです!いい匂いがしそうだし、お菓子いくらでもあげます
!」と即決。川口さんは、守ってくれそうという理由で東出さんを指名しますが、東出さんは「西島さん。逆に、守ってくれそうなので」と西島さんを選びます。

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香川さんは「僕は黒沢監督!頭を抱えながら脚本を書いてる姿とかを観察したい。観察体質なんです」と役柄にかけたコメントを。
すると監督も「ここは覚悟を決めて香川さん。昆虫好きという共通の趣味があるので」と。これまで虫の話ができる人がいなかったという監督が、香川さんと現場で盛り上がったことを話していると、香川さんは食い気味に「監督!もう一緒に住みましょう!一緒に虫取りに行きましょう!!」と発言!意外(?)なふたりが意気投合する結果となりました。

映画『クリーピー』はどんでん返しの結末に期待!

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キャストたちの仲の良さが伝わってくるにぎやかな舞台挨拶は、黒沢清監督と西島秀俊さんからの挨拶で締めくくられました。

西島さんは「どんでん返しにどんでん返しでとても楽しめる映画になってます。面白かったらネタバレしない程度に周りの人に広めてください」と話し、監督が「クリーピーとは、気味が悪いという意味ですが、気味の悪さを追求した映画になっています。最上のエクセレントでパーフェクトな極上の気味の悪さを味わってください!」と作品をアピールしました。

映画『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より、全国ロードショーです!

(文:大谷和美/写真:Mai Sameshima)


    ライタープロフィール

    大谷和美

    大谷和美

    高校2年の時に観た「バトルロワイアルⅡ」に衝撃を受け、映画の道を志すも、縁あって雑誌編集者に。特撮誌、若手俳優グラビア誌等の編集・ライター、WEB編集者を経て、現在はフリーランスで活動中。社会の闇を描いた邦画が好きで、気づけばR指定のDVDばかり借りていることも。一方、元々好きだったライダー・戦隊などの特撮作品やコメディ映画も好んで観ます。

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