デートに行く友人にオススメして大失敗した映画3作

私は大学生くらいから映画をよく見るようなり、詳しくはないですが人並みには見るようになって映画好きを公言してきたこともあり、「今のオススメは?」とは「TSUTAYAで何借りたほうが良い?」とかの相談を良く受けます。

しかし、まあ時たま失敗もしてしまうわけでありまして…。

Photo via Visualhunt

今回は「デートで映画館に行くんだけど何がオススメ?」と言われて大失敗した3作品の思い出を書いていきたいと思います。

※ここで紹介する3作品は映画としては非常に優れたものです。

失敗談「初」
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (字幕版)

50年代に実在した歌手ジョニー・キャッシュと、彼と結ばれた女性ジューン・カーターの10年に及ぶ愛を描いた物語です。ジューン・カーターを演じたリース・ウィザースプーンがアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

と書くと、「長年に及ぶ恋愛物語で、アカデミー賞も獲って認められてる映画なんだ!」となるかと思います。それは一切間違って無くて、歌声もパワフルで心に響きとても感動的な映画なんです。

しかし、この映画を友人に勧めた結果、お相手の女性が不機嫌になってしまったとのこと。理由は略奪愛的な展開があるためでした。ちなみにその時、私も友人もお相手の方も大学生でした。

歌声や演技、そして二人の恋愛模様よりもとにかく元々一緒だった女性がかわいそうだったという話に終わった後なってしまったようで…。デートは失敗まではいかなかったようですが、完全に良かれと思って勧めた映画でしたので大変申し訳無いことをしたなと思いました。

失敗談「中」
『ゴーン・ガール』

ゴーン・ガール (字幕版)

幸福な夫婦の結婚5周年の記念日に妻が失踪。警察はアリバイが不自然な夫に疑いをかけ捜査を進めることに。そこから物語は二転三転し衝撃の結末を迎えるサスペンスです。

この映画は『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のように良かれと思って友人に勧めたのではなく、「これくらいは一緒に見れてこそのカップルだ!」という論理破綻した理由を立てて勧めました。この映画は夫婦やカップルの価値観を問う映画ですので。(後半の凄まじい展開はマジで面白いです!)

ちなみにこの時勧めたのは女性の友人。彼氏と見に行ったようで彼女自身は映画をかなり楽しめたようです。しかし、彼氏が映画の結末(というか真実)を完全に我のことのように思ってしまったようで・・・ビビってしまって「恋愛怖いよう・・・」と伸縮してしまったようです。

確かにこの映画を鑑賞後は女性は涼しい顔をし、男性はビビるという状況報告が相次ぎました。現実離れしてる部分があるので、変に自分自身のことと思う必要はないでしょう。

というか、是非全国のご夫婦、カップルには『ゴーン・ガール』をご覧頂きたいです。

※血がダメな方にはお勧めしにくいです。

失敗談「上」
『ドラゴン・タトゥーの女』

ドラゴン・タトゥーの女 (字幕版)

経済ジャーナリストの主人公が、40年前に起こった少女失踪事件の真相究明を任せられます。彼は背中にドラゴンのタトゥーをした天才ハッカーの女性とともに捜査を進めていき、衝撃の真実へと行き着きます。

こちらも『ゴーン・ガール』と同じデヴィッド・フィンチャー監督作品で、非常に人気の高い作品です。

この映画、公開当時あまりにもカッコ良いオープニングクレジットも相まって私自身ドハマりしてしまいました。(個人的には未だに歴代ベストのオープニング・クレジットと思ってる)

劇場にもリピートしまくって、当時TwitterやGoogle+のSNSで激推ししました。

その投稿を見た友人が「デートでもいける?」と質問をしてきて、私は何も考えずに「とにかく最高だから見ろ!」というような感じで返しました。いや、違うんです。とにかく凄い映画なので一人でも多くの方に見てほしいなって思ったんです。デートかどうかは完全に検討せずに見ることをオススメした感じです。

(今流行の)誤解を招く発言でした。撤回はしませんけど、というかできない…。

映画は本当に凄いので堪能できたようですが、終わった後は相当気まずかったようです。そりゃバイオレンスあり、レイプシーンあり、ラブシーンあり、銃撃あり、動物の死骸あり、ですので。

でも映画は本当に凄いんです。面白いんです。是非ご覧になってください。

※こちらに関しては本気でカップルでの鑑賞は勧めません。

番外編
『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで (字幕版)

『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演した今作もなかなか際どい作品。夫婦のあり方を考えさせられる映画で傑作ですが、『タイタニック』を想像してみると絶望を感じることになります。

描かれるのは言わば夫婦の闇。

仕事と住まい、子どもたちのこと、実はお互いしてしまった不倫、望まぬ妊娠、などなど。それらがヘヴィーに描かれます。

ちなみに、監督は名匠サム・メンデス。ケイト・ウィンスレットの元旦那さんです。映画の制作当時はまだご夫婦でした。夫婦のあり方を描いた作品を撮ってその後離婚ということで、映画の重みがある意味増しました。

今作も『ゴーン・ガール』同様に「夫婦なら見るべき」と個人的には思いますが、おそらく気まずくなる方も多いかと思いますので、私自身のお勧め失敗談はないですが、念のため書かせて頂きました。

まとめ

ということで、「デートに行く友人にオススメして大失敗した映画3作」+『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』の紹介でした。

色々書きましたが、映画としては個人的には4作とも大傑作と思っていますので、まだ未見の方は“一緒に見る相手は検討しつつ”是非ご覧になってみてください。

(文:柳下修平)

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