危うくネタバレ!『日本のいちばん長い日』レッドカーペット&舞台挨拶

本木「2回目に観たときがピーク」/松坂「3回くらい観たら」

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続いて、戦時中の陸軍トップである阿南惟幾(あなみこれちか)を演じた役所広司さんは作品の見どころについて聞かれると、

「ずいぶん前に映画化されていましたが、原田監督が演出し、昭和天皇が堂々と登場人物として登場し、本木さんが素晴らしい昭和天皇を演じている。映画の物語で昭和天皇を見られるのはほとんどないと思いますので、これが見どころといえば見どころでしょうね。」

役所さんのこの言葉を受けて、昭和天皇を演じた本木雅弘さんは

「実際の私は昭和天皇とはギャップがあり、相当の鈍さのある人間ですので、非常に恥ずかしいです。この映画は2回目に観たときがピークです。最初は感覚的に観て、2回目は鮮やかにいろいろなものが掴めると思います。映画の中で(鈴木貫太郎首相を演じる)山崎努さんが・・・(中略)あ、ネタバレになっちゃいますね(笑)」

と、これから本編を観る観客を前に危うくネタバレ寸前のトークも!やはり、まだ観ていないお客さんの前で見どころを述べるのはかなり大変だったのかもしれません。
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本土決戦なしに終戦することへ反対し、クーデターを計画する畑中健二を演じる松坂桃李さんは

「おそらく3回くらい観たらより深いところがわかってくるんじゃないかと思います(笑)」

と、本木さんの「2回目」にかぶせるトーク力をみせた松坂さん。会場は笑いにつつまれていましたよ!
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原田監督「樹木希林さんから学んだ」

原田監督についての印象を質問された本木さんは

「良い意味で自由と責任の与え方がとても上手だと思いました。この作品には250名もキャストがいる中でそれぞれに与えられたセリフがあるが、すぐその場でオーディションが始まってしまう。エキストラにも、ちょっとあなたそのセリフ言ってみて、とすぐに役が変わったりライブ感があった。」

とのことで、原田監督は現場を見て判断するようです。

「それは樹木(希林)さんから学んだ方式です(笑)」

と、同監督の『駆込み女と駆出し男』で出演した樹木希林さんのやり方を参考にしたことを明らかにしていました。
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また、原田監督の作品に初出演した松坂さんは、作品ができあがったあとに観て感動したことがあるそうです。

「海外の映画のように先に名前が出てくるのが嬉しいなと思いました。そうそうたる先輩の中に自分の名前が浮かび上がってきたのが嬉しかった。」

と、エンドロールだけでなく、作品の最初に出演者の名前が出てきたことに感動したんだとか!確かに、邦画では序盤に名前が出てくる作品って少ないかもしれませんね〜。
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