今度の舞台は女子高!「リアル鬼ごっこ」公開前にチェックしておきたい園子温監督作品4つ

realonigokko-760x496
画像:(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会

5月に「新宿スワン」、6月に「ラブ&ピース」、そして7月には「リアル鬼ごっこ」、その後にも「みんな!エスパーだよ!」の劇場版と、園子温監督作品が次々と公開されます。

そこで今回は多数の賞を受賞し、園監督の名を世に知らしめた「愛のむきだし」と、それ以降の作品を3作厳選してご紹介したいと思います。

「愛のむきだし」(2008年ファントム・フィルム)

aino

神父の息子で、ある理由から盗撮にのめり込む主人公・ユウ(西島隆弘)。彼の初恋の相手・ヨーコ(満島ひかり)は男を敵だと考えているが、女装姿のユウを女性だと勘違いしたまま好きになってしまう。そんなふたりは新興宗教団体の幹部・コイケに目をつけられ…。

宗教観が強く関係してくるのかもしれませんが、初恋、純愛というものを考えさせられる作品です。
初恋をあっさり通りすぎてしまった筆者には、もう感じることができない感情なんだろうなぁ、と思いながら鑑賞しました。

約4時間の長編というのがネックで公開時は観に行かなかったのですが、シリアスなシーンだけではないし、テンポもいいので、DVDを借りていざ観たらすんなり観られました。
あと、ユウの純粋さを感じられる西島くんの笑顔が素敵です。ひかりちゃんもかわいいですよ!

「冷たい熱帯魚」(2010年日活)


tsume

小さな熱帯魚店を営む社本信行(吹越満)は、娘が万引きし、呼び出されたスーパーで、同業者の村田幸雄(でんでん)と知り合う。社本は強引に距離を縮めてくる村田から逃れられず、脅迫を受け、犯罪の共犯者となってしまう。

1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースに作られた作品ですが、舞台を熱帯魚店にした理由も映画を観ると納得。
でんでんさんの芝居が本当に怖くて、ハラハラしながら観ました。
実在の事件が元になっているということで、ショックも大きいですし、ダークさは重量級です。
また、2011年にも実在の事件を元にした「恋の罪」(日活)が公開されています。

「ヒミズ」(2012年ギャガ)

himizu

クラスで浮いた存在の住田祐一(染谷将太)と茶沢景子(二階堂ふみ)。住田はボートハウスで母親と暮らしていたが、母は男と駆け落ちし、蒸発した父親が度々顔を出し、暴力をふるわれていた。茶沢は以前から住田を気にかけており、ボートハウスに居着くが、ある日住田の変化に気づく。

東日本大震災以降の作品ということで、そういう描写もありますし、それを意識した結末になっているように思います。比較的淡々としていますが、このふたりはどうなってしまうのか、最後まで目が離せない展開です。

「地獄でなぜ悪い」(2013年キングレコード/ティ・ジョイ)

jigoku

娘・ミツコ(二階堂ふみ)が主演の映画を撮りたい武藤組の組長に巻き込まれ、映画青年の平田純(長谷川博己)とミツコに恋する橋本公次(星野源)は、対立する池上組との抗争を撮ることに。命がけの映画撮影は意外な結末に。

最初は初心者ながらプロの様に成長する、現場スタッフのヤクザさんたちの姿が愛らしいです。
非現実的なシーンが多いため、血は大量に吹き出たり流れたりしていますが、声を出して笑ってしまうような内容なので、初めての園作品としてもオススメです!

重めのものから、笑って観られる作品まで4作品ご紹介しました。
気になる作品があれば、ぜひ観ていただきたいです!

さて、これから公開される園監督作品ですが、個人的には「リアル鬼ごっこ」に注目しています。
血しぶきや血の海などを使った演出やショッキングな描写が印象的な園監督が、これまで5作も公開されたシリーズの最新作をどのように料理するのか気になるところ。

しかも今回の舞台は女子高!
園監督の描く、かわいらしさと狂気に満ちた女の子たちの姿に期待しています。

映画『リアル鬼ごっこ』

(文・大谷和美)

関連リンク

血まみれ、爆発、JK…園子温による映画『リアル鬼ごっこ』の場面写真公開!
トリンドル、篠田が超会議に降臨!映画『リアル鬼ごっこ』会見。MCはデカキン
園子温版『リアル鬼ごっこ』34人の追加キャスト発表!桜井ユキ・高橋メアリージュンら
でんぱ組.incが生で白魔女を披露!映画公開直前イベントを新宿にて開催
ヒロインにCanCam池田エライザが決定『映画 みんな!エスパーだよ!』
死・血・エロなし?!園子温監督として異色作『ラブ&ピース』公開日決定!

    ピックアップ

    関連記事

    新着記事