『貞子vs伽椰子』感想、これは世界中を幸せにする傑作だ!

6.シリーズをリスペクトした、真面目に怖いシーンもある!

ここまで書くと、「シリーズをけなしているような、ふざけた内容なの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
両シリーズと同じく、本作の恐怖の裏には“人間の行動”を感じたのですから。

『リング』も『呪怨』のどちらも、人間のおぞましい思惑や行動により恐怖の対象が生まれたことが示されています。
今回の『貞子vs伽椰子』でも、まさに“人間の行動”に、身震いをするほどの恐怖を感じるシーンがあるのです!

そのほかにも、真面目に怖い(笑えない)シーンがしっかりありますし、シリーズの“恒例”もけっこう多かったりします。
中には、ハリウッドリメイク版『ザ・リング』の要素を逆輸入していると感じたシーンもありました。
これらに、両作品への最大のリスペクトを感じることができたのです。

7.美少女ふたりの共演を見逃すな!

本作で主演を務めるのは、主演映画の『少女』の公開が控える山本美月と、現在公開中の『オオカミ少女と黒王子』に出演されている玉城ティナです
もう細かいことは言わない、このふたりのかわいさを観ないわけにはいかないだろ! もちろん演技も、うまいですよ。

貞子vs伽椰子 (C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会

8.白石晃士監督のファンにはたまらない要素も!

本作の監督は『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ、『ノロイ』、『ボクソール★ライドショー』などの白石晃士氏です。
ホラー映画ファンからは絶大な人気を誇る方ですが、いままではややマニアックよりの作品が多かったんですよね。今回の『貞子vs伽椰子』は、白石監督のキャリアの中でももっともメジャーな作品と言っていいでしょう。

も白石監督の“クセ”や“勢いのある作風”は今回も健在。あとは美少女に妙なことをさせる変態性もしっかり常備しています(笑)。これだけでファンは必見ですね。

9.主題歌も超すごいぞ!

本作の主題歌『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』を手がけたのは、なんと聖飢魔II!
デーモン閣下からのありがたいお言葉、YouTubeで絶大な人気を誇っているダンスユニットのエグズプロージョンとコラボした動画も公開されているので、要チェックです!

10.笑いにまみれたプロモーションも要チェック!

『貞子3D』、『貞子3D2』のときも怖がらせる気が微塵もないプロモーションがされていましたが、今回はそれをはるかに超えている!

劇場前売り特典として“呪いのフチの貞子”または“呪いのフチの伽椰子with俊雄”をプレゼントしたり、笑いを取りに行っているとしか思えないマナーCMが公開されたり、果ては政権放送や始球式にも登場! 広報担当者は大天才です!(皮肉なしで)

11.子どもから大人まで楽しめる!

本作はG(全年齢)指定であり、グロテスクなシーンもほとんどありません(ただし、1箇所だけ……ネタバレになるので言えません)。作中には小学生も登場することですし、お子さんが見ても問題はないでしょう。

ただし、先ほど書いたように真面目に怖いシーンもありますので、あんまり小さい子の鑑賞にはご注意を。『リング(1作目)』くらいが大丈夫であれば、問題なく観られるでしょう。

12.シリーズを知らなくても楽しめる!

いままで『リング』および『呪怨』シリーズのことを書いてきましたが、この2作を知らなくてもまったく問題なく楽しめます。

作中でちゃんと最低限の説明はされますし、 “2大ホラーキャラクターが対決”という触れ込みに沿うように、小難しさなんてまったくない映画になっているのですから。何も知らずに事実だけを受け入れるんです!(←『呪怨 ザ・ファイナル』のセリフ)

でも、これから映画を観る人に知ってほしいことがあります。それは……。

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