「君の声に匹敵する人はいない」秦基博の下積み時代を知る人物に聞く、出会いと思い出

「君の声に匹敵する人はいない」

秦基博さんの下積み時代を知る、「F.A.D YOKOHAMA」の橋本社長に話を聞いた。

天空の蜂 秦基博

橋本社長は「F.A.D YOKOHAMA」のオープンから、数えきれないほどのアーティストを見ている。

その中でも秦基博さんの初ライブの印象は鮮明で、「とにかく声の質に驚いた。低音・中音・高音のバランスが良く、こんなヴォーカリストは見たことがない」と語る。ただし、ライブ活動をはじめた当初は決して自信にあふれていたというわけではなく、プロを目指していると公言はしていなかったらしい。
以来、橋本社長が「君の声に匹敵する人はいない」と応援し続け、今でも月に一度は会う関係だという。

天空の蜂 秦基博

「F.A.D YOKOHAMA」の楽屋。壁中に、過去出演したアーティストのスタッフパスが貼られている。

天空の蜂 秦基博

当時の秦基博さんが聴く音楽は、邦楽が中心。橋本社長が「洋楽も聴いたほうがいい」と、
さまざまなジャンルの音楽を勧めたそうだ。

音楽以外には映画、小説、マンガも。理由を聞くと、「音楽だけ聴いていると、視野がせまくなるから。俺が勧めた作品が、少しは基博の曲に影響を与えているかもしれない(笑)」と少し照れくさそうに教えてくれた。

天空の蜂 秦基博

秦基博さんが何度も通った、楽屋からステージへの入口。

天空の蜂 秦基博

初ライブのお客さんは、この広いフロアに5人前後。現在の活躍からは考えられないが、1999年から2005年までの6年間、フロアが満員になることはなかったという。

メジャーデビュー後の2007年に凱旋ライブを行い、フロアを大いに沸かせた。

天空の蜂 秦基博

19歳からライブ活動をはじめ、大学卒業を控えた秦基博さんから「プロを目指してもいいですか?」と相談を受けた橋本社長は「君の人生だから君が決めればいいけれど、デビューが成功ではない。デビューして第一線で活躍し続けることが成功だ」と言い、メジャーデビュー以降、時間をかけてファンを増やし、成功を形にしている。

最後に、9月9日に発売された新曲「Q&A」にちなんで、橋本社長から秦基博さんへの質問を聞いてみた。

「長い付き合いの中で、俺と基博はライブハウスの社長から、親戚のおじさんみたいな関係になった。家族ぐるみの付き合いもあるしね。だから、自分の将来、この先の未来をどう考えているの? と聞いてみたいかな」

天空の蜂 秦基博

「F.A.D YOKOHAMA」の近くにある、橋本社長と秦基博さんが打ち合わせで頻繁に利用していたファミリーレストランは、コンビニエンスストアに形を変えていた。

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