山田裕貴が『デメキン』を語る。厚成は「ハイロー」村山があったからこそ【短期連載・最終回】

──健太郎くんにインタビューしたとき、「山田くんは、お兄さんみたいな人」って言っていました。でも、そんな山田くんにも人見知りを発揮していたんですね。

山田:めちゃくちゃ人見知りでしたね(笑)。でも、それもまたかわいいというか。僕の太ももで急に寝はじめたこともあるんですよ。「僕はお前のなんなんだ!?」って思うくらいに、甘えるのがうまいというか、口では言えないから行動に出しているんだろうな、というか。

そういうところも正樹に合ってると思いました。でも、座長として現場にいる姿は初主演とは思えなかったですね。気を張ってたぶん、そういう態度の変化があったのかも。

──徐々に山田くんに心を許していったのかな、と。

山田:実際はどうかわからないけれど、そういう人間ではありたいなって思います。撮影が楽しかったという気持ちは、どんな映画でも演者たちの思い出に残る。だから、ちょっとでも「山田裕貴がいたから楽しかった」って思ってもらえるといいな、と思って現場にいます。

それがうまく発揮できるときとできないときがあるけど、『デメキン』の現場ではそれをできていたんじゃないかな。

──ちなみに佐田さんもよく現場に来てたとか。

そうですね。方言とか当時のお話をたくさん教えてもらいました! あのころの写真も見せてもらって。そのメンバーのなかには亡くなられた方もいるそうなんですが、お葬式には絶対にみんなで集まって行く、という話も聞いて。絆がすごいんですよ。その思いをもらったことで、僕らもそれに負けちゃいけない、っていう気持ちで、より熱く情熱を燃やすことができたと思います。

──では、最後に記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。

山田:暴走族モノだし、殴り合ったりケンカしたりしてるんでしょ、って思う人もいるかもしれないし、僕にそういう役のイメージがある人もいるかもしれない(笑)。でも、そういう作品って、受け取ってほしいメッセージはそれぞれにあるんです。

『デメキン』は殴り合ってるのも、まぁ、喋ってるみたいなもので、まだそういうコミュニケーションしかできないっていう、かわいい男の子たちの青春の話なんです(笑)。でも、そこまで人にできますか? 人のために、ここまで熱くなれますか?って言いたいし、そんな人、めったにいないですよね。

しかも、佐田さんの実話が原作で、その思いを背負って、僕らは本当に熱い日々を過ごして。その情熱だったりメッセージだったりが伝わって、「友達に連絡しよう」でも「恋人に連絡しよう」でもいいから、なにか行動を起こすきっかけになればうれしいです!

約1か月に渡ってお届けした、この連載。2018年も引き続きの活躍に期待して、全4回を終了したいと思います。

ぜひ、これまでの記事も振り返ってみてください。

【山田裕貴・短期連載】

第1回・「ハイロー」シリーズを振り返るー「役柄とはいえ、本当に悔しかった」
第2回・“写真集「歩」”を語るー「普通の取材では書けない、正直な言葉も載せています」
第3回・山田裕貴の2017年を振り返る。パーソナルに迫る30問のQ&Aにも回答!

山田裕貴(やまだ・ゆうき)
1990年9月18日生まれ。愛知県出身。『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011)でデビュー。2017年公開作は『破裏拳ポリマー』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『二度めの夏、二度と会えない君』『トモダチゲーム 劇場版FINAL』『闇金ドッグス7』『亜人』『あゝ、荒野』『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』など。『デメキン』の公開を12月2日(土)に控えるほか、2nd写真集「歩」が11月18日(土)発売。

撮影協力:「ガストロパブ オーガスタス」

渋谷でイタリア料理やスペイン料理の経験を積んだシェフによるジャンルにこだわらないバラエティー豊かな西洋料理を楽しめます。オーストラリアへ足を運んだソムリエによる本格ワインも揃えているので「食べる楽しみ」と「飲む楽しみ」の2つを実現できる新しい形態のお店です。

1人でふらっと気軽に入れる渋谷のお店ですが、出される料理はオーストラリア仕込みの自家製『豚肉と赤リンゴの自家製ソーセージ』などのオリジナル料理をご用意しております。

「ガストロパブ オーガスタス」東京都渋谷区渋谷3-15-2 コンパルビル2F
http://www.gastropub-augustus.com/

(写真:生熊友博、文:大谷和美)
(C)よしもとクリエイティブ・エージェンシー/ワニブックス/秋田書店・ゆうはじめ
(C)2017 映画『デメキン』製作委員会

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    ライタープロフィール

    大谷和美

    大谷和美

    高校2年の時に観た「バトルロワイアルⅡ」に衝撃を受け、映画の道を志すも、縁あって雑誌編集者に。特撮誌、若手俳優グラビア誌等の編集・ライター、WEB編集者を経て、現在はフリーランスで活動中。社会の闇を描いた邦画が好きで、気づけばR指定のDVDばかり借りていることも。一方、元々好きだったライダー・戦隊などの特撮作品やコメディ映画も好んで観ます。

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