ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016の「ニューウェーブアワード」受賞者に俳優の勝地涼、女優の杉咲花、演出家・映画監督として活躍する土井裕泰の3名が決定した。

勝地涼＆杉咲花＆土井裕泰にニューウェーブアワード！

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」は、北海道夕張市において開催されるSF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンス等、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭で、今年で26回目を迎え、2016年2月25日から29日の5日間開催される。

このたび発表となった「ニューウェーブアワード」は、目覚ましい活躍を見せる映画人を、新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しいという気持ちを込めて表彰するために2014年に設立されたもので、過去には俳優の東出昌大に中村蒼、女優部門では武田梨奈や松岡茉優といった現在活躍している若手俳優から、宮藤官九郎に増田セバスチャンといった時代を牽引するクリエイターたちが受賞している。




まず今年の男優部門では、勝地涼が受賞した。『亡国のイージス』如月行役で一躍注目を集めた後、数々の映画・舞台・テレビでメインキャストとして活躍し、シリアスからコミカルな役柄まで幅広いキャラクターを演じ分ける力と豊かな人間性が多方面から賞賛されたのが受賞の理由。こんかいの受賞をうけて勝地涼は「30歳を迎える前に、“ニューウェーブアワード”を頂けるということは、とても身が引き締まる思いです。 初心を忘れず、この賞の名に負けないよう、自分の役を追求していき、出演した作品で波をおこせるように、努力していきたいと思います」とコメントを寄せた。

つづいて女優部門では杉咲花が受賞。デビュー以降数々の話題作への出演を果たし、まだ現役高校生という若さながらもその存在感から多方面から注目されている彼女。数々の映画賞にノミネート・受賞を果たし、本年も引き続き話題作への出演が続々と決定していることなどが受賞の理由。杉咲花は「光栄です。 この機会に、また、私にとってかけがえのない作品を観てくださる方がいたとしたら、 それはすごく幸せです」と喜びを語った。

そしてクリエイター部門では、テレビドラマ演出家・プロデューサー、映画監督とマルチに活躍する土井裕泰が受賞した。これまで映画、テレビドラマと数々のヒット作品を生み出し、日本に留まらず世界的人気も獲得。インターネット上のサブスクリプション制での映像配信がスタンダードになる時代を目前に控えて、映画やテレビを 問わず優良なエンターテインメント作品の作り手が求められている中、テレビ、映画を問わず確実にヒットさせ、俳優たちを作品の中で際立たせるその演出力などが評価された。土井裕泰は「あの“ゆうばり映画祭”から賞をいただけるとは！感激です！この歳で『ニューウェーブアワード』をもらってもいいのか？とも思いましたが、いやいや、まだこの先の可能性に期待してもらえているのだと理解し、喜んで受賞させていただきます。これからもイキのいい作品を届けられるよう、精進いたします」とコメントをよせた。

今回の表彰式となる「京楽ピクチャーズ．PRESENTS ニューウェーブアワード」は、2月25日17時からおこなわれる、ゆうばり国際映画祭のオープニング・セレモニー内でおこなわれ、受賞者3名も来場予定となっている。

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