イベントレポート『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

これから初めて作品をご覧いただくお客さまと一緒に、まるで撮影現場にいるような息ピッタリの素敵なお話をたっぷり伺ってまいりました。


舞台に置かれた謎の巨大バルーンからキャストの皆さんが登場されると、客席からは大歓声が!キャストの皆さんからは撮影時の秘話や、それぞれ演じられた役への想いなど本当にココでしか聞けないお話も続々と飛び出し、とってもプレミアムな一夜になりました。

豪華出演キャストの皆さんが揃って舞台挨拶


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア


事件のカギを握る重要人物として疑いの眼差しを向けられる主人公“本当に地味なOL”城野美姫役
井上真央さん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「皆さま、今日はありがとうございます。本当に地味なOLを演じました…今日はちょっとキラキラさせてますが(笑)」

「最初に中村監督からお話を頂いて、まずは何も聞かずに原作を読んでみたんです。そうしたら登場する美人OLをみんなが「キレイ!キレイ!」って褒めているので「え~どうしよう!こんなキレイな役なんてプレッシャーだなぁ」と思っていたんです。」

「すいません、図々しいことを!そうしたら地味な女性が出てきて・・・うん、私コッチだなって(笑)コッチならできるかな、って思いました。」

「物語中、美姫の人物像はその人の主観によって変わるので、この人だったら、きっとこういう“美姫”を想像するだろうなって思いながらお芝居をしていました。それは普段にはない初めての挑戦だったんですけど、美姫の人物像をその人の主観に合わせ微妙に変えていくのが、難しいけれどなぜかとても楽しくて。
中村監督と共犯と言うか、色んな事を企みながら演じられたのが楽しかったですね。」

取材で入手した情報をTwitterでつぶやき、ネット空間を炎上させる“本当に薄っぺらい男”赤星雄二役
綾野 剛さん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「どうも“薄っぺらい男”綾野 剛です(笑)赤星は本当に薄っぺらくて、どうしようもないクソのような男ですけど…皆さん、どうかよろしくお願いします。」

「赤星という男は、本質から“薄っぺらく”ないと、そう映らないような気がしたんで。どうやって薄っぺらくなろうか・・・そればかり考えてましたね。演出の最中も監督がちょこちょこブラックジョークを挟んでくれて、そういうのを真に受けながら演じていたら、いつの間にか本当に“薄っぺらく”なれた気がします。」

「自分の姿が映るものを見つけたら、必ず髪型をイジって「すげーカッケーぜ!」みたいな。ホントにね!薄っぺらいんですよ(笑)」「そもそも、この人才能無いんですよ!ホント駄目、それでいて風も仰げない程のペラッペラな…うん?何でこんなに饒舌になったんだ(笑)」

中村監督「はじめに僕と剛くんが見た事がある「すごく青臭いよな」って奴をいっぱい出し合いましたね。どんな服を着ているのか、とか。もしかしたら、赤星が一番キャラクター作りを頑張ったかもしれない。」

美姫の会社の後輩で、旧知の赤星に“大事な情報をリーク”してしまう狩野里沙子役
蓮佛美沙子さん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「皆さん、こんにちは。里沙子役を演じさせて頂きました蓮佛美沙子です。」
「里沙子は、実はコンプレックスがある役どころで、髪型を変えたり、肌を黒くしてみたりとか外見を色々変えてみたんです。非常に複雑な役でしたが、なんとか全うする事ができました。」

「私が赤星にリークしてしまった事が発端で、ワイドショーで城野美姫が容疑者として扱われるようになってしまったり。里沙子は、ちょっと赤星と似たような、ズルい、ヒドい所がある女性だと思いますね。」

「一番最初に情報をリークしてしまう役どころなので、ずっと喋ってるシーンなんですよ。セリフを覚えるのが単純に大変で…でも綾野さんが、自分の出番がまだなのにわざわざ電話シーンの相手を付き合ってくれたりして。そのおかげで、割りとすんなり里沙子として喋れるようになったかな、と感じました。」「本当の綾野さんは、全然“薄っぺらく”なかったです♪」

綾野さん「僕自身も、セリフを覚えたかったんだと思います。」

映画初出演にして殺されて“見事な死体役”まで演じた、日本一美しいOL 三木典子役
菜々緒さん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「皆さん、こんばんは。初映画にして、殺されてしまう典子役をやらせて頂きました菜々緒です。」

「撮影は、やっぱりすごく緊張しました…それに、こんな豪華な皆さんと共演できるという事がプレッシャーで。それも湊かなえさんのベストセラー作品を、中村監督とやらせていただくというのは光栄な事なので、本当に緊張しっぱなしでした!」

美姫の故郷に住む小学校時代の親友で、引きこもりで“ゲームがとにかく大好き”な谷村夕子役
貫地谷しほりさん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「谷村夕子役の貫地谷しほりです。中村監督の作品に出ると、なぜかいつもゲームしてるイメージなんです。」
「最初に台本を読んだら、夕子の一人称が“オレ”って書いてあって。どうなるんだろうな、と思って衣装合わせに行ったんです。そしたら監督に「大丈夫だよね♪」って言われて、大丈夫なのかなって思ったら楽しんで演じる事ができたと思います。」

「夕子はカッコいい役なんですけど、ちょっと気持ち悪くしたいなと思って。赤星へのセリフで、すごく気持ち悪い言い方をしたら綾野さんが笑い出してNGに…ほんとスイマセンでした(笑)」

美姫と典子が務める会社の上司、付き合っていた美姫をふって殺された典子の恋人になる“保身しか考えないサイテーな男”篠山聡史役
金子ノブアキさん


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「金子です。私が演じた篠山係長…あいつは本当にサイテーの男です!台本を読んだ第一印象で、こいつは“とんだクズだな”と思いましたね。」

「彼は係長なんですけど。撮影中に周りから「係長!係長!」って何度も言われると「うるさい!」って気分になっていく。そのササクレた気分が、いいキャラクターになったと思いますね(笑)。全国の係長の方には申し訳ないんですけど。」

綾野さん「アッくん(金子さん)を、係長にしちゃうところがサイコーですよね!」

「会社のシーンばかりなんで、隣に課長がいたりして普通に会社なんですよ。なんとなく気を使ったりして…いつもとは違うすごい疲労感が!僕は会社は務められないな、と思いましたね。」

中村監督「この「係長」は意図的に言ってるんです、金子くんはカッコいいんで。」「赤星も、作品中でガンガン使ってるTwitterのハンドルネームが「RED_STAR」っていう…これカッコ悪いでしょ♪(会場爆笑)」
「やっぱり綾野 剛はカッコいい。それで「なんかちょっと剛くんのカッコよさが出てきたな…」って瞬間に、助監督なんかに「おい!レッドスター」って呼ばせて。」
「“係長”も、そんな意図で使っているんです。」

綾野さん「効果てきめんでしたね。」「でも、レッドスター!って呼ばれると赤星は「やべぇ、オレ超カッコいいぜ」とか思ってる。そんな浅はかさです(笑)。」「彼の中では、レッドスターは最高にカッコいいものなんで、むしろ嬉しい。「天才だ、オレ!」とか思ってるんですよ。」

中村義洋 監督


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「あれ?僕はこき下ろさないんですか?!」
「これまで本当に“男の映画”みたいなのばかり撮ってきたので、こんなに女優さんが多いのは初めて。最初にスタッフが揃った時の打ち合わせで「もしかしたらワガママな女優さんがいるかもしれないから、みんな助けて下さい」って言ったんです。」

「でも、ワガママな方は全然いなくて、むしろ女優というより男優のような“男っぷり”の女優さんばかり。本当に楽しい現場でした。」「今日は楽しんでいってください、よろしくお願いします!」

キャストの皆さんが共演者のゴシップ・噂話を大暴露!?


さらに“ゴシップエンターテイメント”にちなんで、キャストの皆さんから「私は見た!」という共演者の方々のゴシップ・噂話を大暴露!?

井上真央さんの証言


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「深夜のロケで、菜々緒ちゃんが「それ、夜に食べるの?!」っていう・・・唐揚げや焼きそばをガッツリ食べてるのを見かけました!その体で、どこに入ってるんだろうって不思議でしたね(会場爆笑)」

中村監督「それ僕も見ましたね!マネージャーさんが「銀座の王将」からお持ち帰りしているのを…8人分くらいあったかな?!」
「見ましたよね!飲み物なんて、やっぱり温かいお茶とかなのかな…と思いきや常に炭酸系!」

綾野さん「だから身長伸びたんじゃないかな(笑)」

菜々緒さん「食べてましたね…なんか色んな物が食べたくなっちゃうんです。欲張りで、アレもコレも食べたい!って、なってしまって。「王将」さんは夜中に頼んじゃいました。」
「作品中にすごく大変な殺人シーンがあるんです。殺される菜々緒ちゃんが一番大変だったと思うんだけど…ドロドロになりながらも、差し入れの焼きそばを膝に載せながら五平餅食べていて!」

綾野さん「欲張り!」

菜々緒さん「そーなんです、それがすごい美味しかったんですよ♪」

「その時の笑顔が、すごい印象に残ってますね。」

綾野さんの証言


「う~ん、何かあったかな…面白い事いっぱいあったと思うんですけど…。他に何かありませんか、蓮佛さん(笑)?」

蓮佛さんの証言


「え…!?」
綾野さん「じゃあ、次行きましょう!」

菜々緒さんの証言


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア

「先日、井上さんと一緒に映画の宣伝でバラエティー番組に出させて頂いたんです。」「4時間半のスペシャル番組で、収録時間も長くて夜遅くまでかかったんですけど…私の真横で、井上さんがVTR中にちょっと寝ていた疑惑が…?!」

井上さん「寝てはないです!寝てはないですけど…眠かったのは事実で(笑)」「バラエティ番組には慣れていなくて…2時間位でスタミナが切れてきて、朦朧としながらVTRを見ていたんです。」

「菜々緒ちゃんに引っ張ってもらって助かりました、ステキなチームワークで(笑)!」

貫地谷さんの証言


「私、1日しか撮影が無かったんで。相手役の綾野さんともそんなに一緒じゃなかったし…無いっすね!(笑)」

金子さんの…


「無いよ!ない、ない(会場大爆笑)!!」

ふたたび、綾野さんの証言


「え?オレ?!…全然考えてなかった。」
「だいぶ時間ありましたよ!」

「ゴメン、オレに戻ってこないと思ったから…監督何かありませんか(笑)?」

監督の証言


「皆さん仕事も沢山されているので、過去に共演されていたり、誰と誰は夫婦役だったり…とかあるんです。」「今回、そこから何があってもおかしくないと思ってたんだけど…何も無いんです!全然そういう“香り”がしない。」
「僕と、真央ちゃん・剛くんの三人で飲みに行った時。長テーブルで剛くんが僕と向かい合って座っていて…真央ちゃんが隣りに座ってくれたのがすごく嬉しかったですね(会場大爆笑)♪」

「こういう事だよ、剛くん!」
綾野さん「なるほど!」

最後に、主演の井上真央さんから皆さまにメッセージが!


『白ゆき姫殺人事件』一夜限りのスペシャルプレミア


「真実はどこにあるのか…皆さまを翻弄できればいいなと思っています。」
「見終わったあと、つぶやくのに躊躇しちゃう人もいるかもしれませんが、皆さまなりのつぶやきで、皆さまなりの真実をつぶやいてください。」

「たくさんご協力いただいて、この映画が口コミで」広まっていけばいいなと思ってます!いい“つぶやき”待ってます♪」

作品紹介


「私は、私がわからない。」


『白ゆき姫殺人事件』

女同士の「噂」が暴走するネット“炎上”エンターテイメント、かつて観たことがない重層的な傑作サスペンス、ここに誕生!

→『白ゆき姫殺人事件』公式サイトはコチラ

映画『白ゆき姫殺人事件』は3月29日より全国公開。

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