主演・市原隼人、三池崇史監督の映画『極道大戦争』の主題歌が、KNOCK OUT MONKEYの『Bite』に決定したことが発表された。

KNOCK OUT MONKEYは、"神戸の暴れ猿"の異名をもつ神戸出身の4人組ロックバンド。海外アーティストとの共演やサポートアクト、大型野外フェスなどで話題を集めている。




制作サイドは、「三池監督の原点＝オリジナルであると同時に、ぶっ飛んだ作品には、よくある甘い主題歌ではなく、しっかりぶっ飛んでないといけない。聴いた瞬間、ノックアウトされないといけない。さまざまな条件が重なって、今、勢いがあるKNOCK OUT MONKEYという名前が挙がりました。」と起用理由を語った。三池監督も一発OKで気に入ったとのこと。

本作は、ヤクザヴァンパイアに噛み付かれた人間が次々にヤクザ化してしまうという完全オリジナルストーリー。タイトルの『Bite』は、映画の中でヴァンパイアが噛み付く印象が強かったところからの発想だとw-shun（Vo, G）は言う。

また「最近の世の中はデフォルメされた表現が多いなと感じることがあるのですが、自分はそこに噛みついてでも異を唱えて、嘘偽りのない自分を表現していきたいという僕個人の想いも詰まっています。」と曲の意図を語った。

この曲に触発され、映画の最後に予定されていたエンドクレジットのフォントを差し替えたという三池監督。『Bite』によってさらに進化したその書体にも注目だ。

映画『極道大戦争』は2015年6月20日公開。