ニュース

2015年05月21日

高良健吾×尾野真千子主演『きみはいい子』が邦画唯一のモスクワ映画祭出品へ

高良健吾×尾野真千子主演『きみはいい子』が邦画唯一のモスクワ映画祭出品へ

2015年6月19日から2015年6月26日まで開催される第37回モスクワ国際映画祭のコンペティション部門に、日本映画で唯一『きみはいい子』が出品されることが分かった。国内では2015年6月27日より公開される。


きみはいい子 高良健吾



モスクワ国際映画祭は、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと並ぶ世界四大映画祭の1つとして知られる。近年では、2013年に『さよなら渓谷』の審査員特別賞、昨年は『私の男』が金賞、最優秀男優賞を浅野忠信さんが受賞し日本映画への期待が高まる。

呉美保監督は、前作『そこのみにて光輝く』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞を受賞。前作に続き国際映画祭での受賞となるか注目を集めている。

きみはいい子 尾野真千子



『きみはいい子』は、第28回坪田譲治文学賞、2013年本屋大賞4位に輝いた中脇初枝氏の同名小説が原作。子供にまつわる現代の問題や人を愛することについて描かれる。問題に真っ向から立ち向かえない新米教師役を高良健吾さん、親に手をあげられた経験をしていてもつい子どもに手をあげてしまう母親役を尾野真千子さんが演じる。

呉美保監督は今回の選出を受け、「日本の、どこにでもある町の、どこにでもいる人を描きながら、この映画はもしかしたら、世界のどこかのだれかにも通じるのではと、その『だれか』にこそ見てもらえたらと、こっそり思っていました」と明かす。さらに、「日本での公開直前に、モスクワでのコンペ上映だなんて、ワクワクさせてもらえることに心から感謝です」とコメントを寄せた。



(C)2015「きみはいい子」製作委員会

関連リンク


高良健吾・尾野真千子ら場面写真&予告動画公開!映画『きみはいい子』
実力派から注目の若手まで!映画『トイレのピエタ』出演者プロフィールまとめ
『残菊物語』『乱』『仁義なき戦い』の3作品がカンヌクラシックスで上映決定
妻夫木聡が重要な役で出演!『黒衣の刺客』カンヌ国際映画祭に出品決定

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!