品川に復活するIMAXシアターは、全国の大画面マニアたちの聖地となるだろう。
横浜ブルク13は、最大スクリーンをIMAXシアターに
7月1日に横浜、品川に2つのIMAXシアターがオープンする。 まず横浜は、桜木町駅から徒歩1分のシネコン・横浜ブルク13のスクリーン7をIMAXデジタルシアターとしてリニューアルした。
IMAXデジタルシアターは、大画面・立体音響が最大の売りだが、単に画面が大きいだけでなく、独自のデジタルテクノロジーで彩度、コントラスト、明るさを徹底的に追求し、従来の上映システムに比べて遥かに明るくシャープな映像を実現している。また音響においても、緻密に計算されたサウンドをバランス良く配置し、爆発音から囁きまで、あらゆる音をリアルに再現しているのが特徴だ。
横浜ブルク13 IMAXデジタルシアターの座席数は、330席+プレミアムシート26席+車椅子4席の、計360席。
6月29日に行われたオープニングスクリーニングでは、デモンストレーションとしてIMAX「シン・ゴジラ」「ゴーストバスターズ」、IMAX 3D「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」「ジャングル・ブック」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」などのトレーラーを上映した。
都内最大級の巨大スクリーン。IMAXが品川に帰ってきた!!
一方品川は、T・ジョイPRINCE品川の11スクリーン目というポジショニングで、品川プリンスホテル・アネックスタワー6階にIMAXデジタルシアターとしてオープンするが、この場所にはかつてIMAXの専門館が存在した。数々の紀行映像と共に「マトリックス・レボリューションズ」「イノセンス」「ポーラー・エクスプレス」「美女と野獣」「ライオン・キング」などのラージ・フォーマット・バージョンをIMAX上映した「メルシャン品川IMAXシアター」2002年から2007年までの5年間で幕を閉じたものの、今回IMAXデジタルシアターとして復活するとのニュースに、快哉を叫んだ大画面マニアも多いのではないだろうか。
さてその「T・ジョイPRINCE品川 IMAXデジタルシアター」だが、スクリーンと呼ぶよりも、もはや壁と呼びたくなる、あの巨大画面は健在。IMAXはスクリーン・サイズを公表していないが、東京都内最大サイズのスクリーンであることは確実だろう。客席も傾斜が急なスタジアム形式で、座席数は280席+プレミアムシート20席+車椅子2席の、計302席。
なお両シアターの上映番組は、7/1より「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」IMAX 3D、7/9より「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」IMAX 3D、7/29より「シン・ゴジラ」IMAX版、8/11より「ジャングル・ブック」IMAX 3D。
またオープンを記念して、年鑑無料パス、IMAX 3Dメガネゲースなどのプレゼントもあり。下記のURLを参照のこと。 http://kinezo.jp/imax/
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(取材・文:斉藤守彦)
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