土屋太鳳、亀梨和也に感謝「一生大切にします」
亀梨和也と土屋太鳳で、三次マキによる同名人気コミックを実写化する映画『PとJK』の初日舞台挨拶が、東京・新宿ピカデリーにて行われ、亀梨和也、土屋太鳳らが登壇した。
映画『PとJK』初日舞台挨拶レポ
映画『PとJK』は、イケメンな「P(=POLICE・警察官)」と、恋愛初心者の「JK(女子高生)」の秘密の結婚、そして年の差カップルのピュアなラブストーリーを描く、三次マキの人気コミックを実写映画化する作品。“周りには絶対内緒の秘密の恋“というドキドキ感が随所に散りばめられた、最高にハッピーでピュアな感動ラブストーリー。
主演の警察官・功太役を恋愛映画初主演となる亀梨和也、ヒロインの女子高生・カコ役を土屋太鳳が演じるほか、高杉真宙、玉城ティナ、西畑大吾、大政絢、村上淳、ともさかりえ、田口トモロヲら若手から実力派まで豪華俳優陣が脇を固めた。メガホンをとったのは廣木隆一監督。
公開初日となった3月25日には、東京・新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われ、亀梨和也、土屋太鳳、高杉真宙、玉城ティナ、廣木隆一監督が登壇した。
今か今かと待ちわびる観客の前に5人が登場し、公開を迎えて感無量の様子の登壇者たち。舞台挨拶の模様は全国各地135館の劇場で生中継が行われた。
主演の亀梨和也は「今日は全国にこの模様がライブビューイングで生中継されるということで緊張していますが、是非映画を観る前に楽しんでいただけたらと思います」と冒頭挨拶。土屋太鳳も「桜の開花宣言が出ましたけど、『PとJK』という素敵なお花が全国で開花することを心から願っております」と春の訪れを感じさせる穏やかな気候となった初日らしい挨拶となった。
警察官と女子高生の年の差夫婦を演じた亀梨と土屋。お互いの撮影当初の印象とこれまでのプロモーションを経た現在の印象を問われると、亀梨は「本当に真っ直ぐで純粋でしっかりした方だなという印象です。撮影やプロモーションを通して、彼女の天然というか独特の空気感というのは改めて魅力的だなと感じました」と土屋の人柄を絶賛。
対して土屋は「お会いするまではクールな印象だったんですけれど、実際お会いすると元気で優しくて面白くて、松岡修造さんに会った時のような衝撃を受けました」と明かし、亀梨がすかさず「元気か!!今日はどうだ!!…こんな感じ?(笑)」と熱血漢を見せて会場の笑いを誘った。
続けて土屋が「これまでのプロモーションを通して印象が変わったというよりか深くなりました。どんな時も励ましてくれますし、時には優しく叱ってくれたり……」と振り返っていると、突如「私、感謝を伝えていいですか!?」と宣言。戸惑う亀梨は「はい。皆さん少々お時間いただいて宜しいでしょうか(笑)」と会場に確認し、土屋が「仕事をさせていただく姿勢や考え方を、エンターテイナーとして、人として、演技をしている時もしていない時も温かく教えってくださりました。いただいた記憶と大切な時間は一生大切にします。本当にありがとうございました!」と感謝の想いをぶつけ、2人の仲睦まじいやり取りに、会場には笑顔が溢れた。
また、ロケ地となった北海道・函館の思い出や印象を聞かれると、亀梨は「僕たちがロケで使わせていただいた函館が、行ってみたいな、とこの映画から派生する一つの楽しみとなってくれたらと思います」とロケ地への想いを語り、土屋は「函館は夜景がすごく有名なんですけれど、なかなか最後まで函館の夜景を見に行くことが出来なかったんです。けれど、クランクアップの何日か前に功太君が『今だ行こう!』と熱く誘ってくださって、素晴らしい景色を見ることが出来ました!」と熱血な亀梨とのエピソードを披露。
本作の撮影中に誕生日を迎えたは高杉真宙「函館で(撮影のシーンで)ボコボコにされた顔のまま誕生日を祝っていいただいて印象的な誕生日になりました(笑)」と明かし、亀梨との共演についても「緊張して何度も失敗してしまったことがあったんですけど、亀梨さんが『大丈夫、気にしなくていいよ』って言ってくれたのですごく嬉しかったです。僕も亀梨さんはクールな方というイメージだったんですが、松岡さんのような熱い方なんだと感じました」と土屋のコメントに乗せ、亀梨は「あれ、僕の記憶と違うな。可笑しいな(笑)」と首を傾げる一幕も。
玉城ティナは「函館に2週間ほど滞在させていただいたんですけれど、オフの日も散歩に出かけたり、その地域と触れ合うことが出来ました。函館の素晴らしい雰囲気がこの映画に沢山詰まっているのでそこも是非楽しんでいただけたらと思います」と満面の笑みを浮かべた。
最後に廣木隆一監督は「松岡さんは出てきません(笑)。観終わった後にきっと笑顔になれる映画ですので最後まで楽しんでいってください」とこれから本編を観る観客にアピール。
土屋は「本編の中では私はお嫁に行く娘を演じているんですけども、今日は大切な大切な娘をお嫁に出す母の気持ちです。どうか末永く愛してください」と想いを滲ませ、亀梨は「昨年の夏に沢山のキャスト、スタッフの皆さんと愛情を注ぎこんで作らせていただきました。恋愛映画ではあるんですが、それぞれのキャラクターの成長物語にもなっています。様々な角度でより沢山の方に愛されていく作品になることを願っておりますので、皆さんも僕たちの可愛い『PとJK』という作品を優しく包んであげてください」と締めくくり、大盛況の中、舞台挨拶を終えた。
映画『PとJK』は大ヒット公開中。
(C)2017 「PとJK」製作委員会
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